HSPで「楽しいけど疲れる……」という矛盾した気持ちを抱えた経験はありませんか?
神経が昂っているときは、内面の疲れに気付かないことがあるので注意が必要です。
今回の記事では、HSPが楽しいけど疲れる場面と対処法についてご紹介いたします。
HSPが楽しいけど疲れる場面
まず初めに、HSPが楽しいけど疲れる場面についてご紹介いたします。
朝から晩まで遊んだとき
HSPが楽しいけど疲れを感じる場面は、誰かと朝から晩まで遊んだときです。
特に親しい相手だと、終始ハイテンションとなることも珍しくありません。
また、知人程度の相手と遊ぶ場合、心から楽しいと思うことは実際少なく、疲れがあることも意識しやすいと言えます。
HSPにとって親しい人と遊ぶときほど高揚感もあって、体調面については意識が向きにくくなるので気をつけましょう。
旅行に行ったとき
HSPが楽しいけど疲れを感じる場面は、旅行に行ったときです。
未知なる土地に足を運ぶと充実感があるけど情報量の多さに疲れます。
人によっては、夜に眠れないということがあるでしょう。
翌日に疲れが残る方もいるかもしれません。
あまりにも疲れ果てると「もう旅行は当分いいや……」と感じることもあるかもしれません。
日帰りよりも、泊まりがけの旅行であるほど、疲れを意識することがあります。
趣味にどっぷりハマったとき
HSPが楽しいけど疲れを感じる場面は、趣味にどっぷりハマったときです。
寝ても覚めても趣味のことを考えて、心休まる時間が取れない場合があります。
また、推しができた場合、とにかく相手に夢中になる方もいるでしょう。
テンションも上がるので、夜、中々眠れないということもあるかもしれません。
また、実在する人を推しにすると、相手の言動により振り回されてしまうこともあります。
気分が上がったり下がったりするほど、楽しいのに疲れを感じることがあります。
イベントに行ったとき
HSPが楽しいけど疲れを感じる場面は、自分の興味があるイベントに行ったときです。
第一、人混みや、周りの目がいろいろと気になり、ゆっくり見て回れないことがあります。
心から楽しめるのが家に帰ってきて写真を見返す瞬間ということもあるかもしれません。
楽しいけど疲れる場合の対処法
ここでは、楽しいけど疲れる場合の対処法についてご紹介いたします。
できるだけ着慣れた服装で参加する
HSPが遠出をするときは、できるだけ着慣れた服装で参加しましょう。
安心感があるので、いつも通りの振る舞いができます。
逆に、一度も着たことが無い服装で参加すると「似合ってるかな」「浮いてないかな」といろいろ気にして、目の前のことに集中できない場合があります。
普段通りに過ごしたい方は、服装選びにも気を遣いましょう。
限界が来る前に途中で抜ける
疲れがピークに達する前に、途中で抜けるのもHSPにおすすめの対処法です。
あまり無理せず、自分の体調を優先してください。
途中で抜けるのが難しいときは、カフェに入ってお茶をするなど、意識的に休む時間を作るようにしてください。
一人になる時間を作る
HSPにおすすめの対処法は、一人になる時間を意識的に作ることです。
心の平穏を保ちやすくなります。
人が少ない場所に移動するだけでも全然違います。
繊細なHSPこそ、あえて楽しいと感じる刺激があるものから距離を置くことも大切です。
気持ちを落ち着かせた上で、また向き合うようにしてみてください。
悪い意味として捉えすぎない
HSPが楽しいけど疲れる場合の対処法は、悪い意味として捉えすぎないことです。
自分に合っていないのではないかと決めつけて一気に距離を置くと、逆に生き甲斐を失うことがあります。
楽しいものこそ近づきすぎると刺激になりますが、自分に合った距離感を見つけると、生きる支えになります。
例えば旅行が好きな方は、連泊は控えて、日帰り旅行を中心に行う方法もあります。
すぐに見限らず、心地よいと感じる距離感を手探りでも見つけるようにしてください。
たっぷり寝る
HSPが疲れたときは、たっぷり寝るようにしましょう。
いつも以上に睡眠時間を長く取ると、疲労も回復させられます。
いろいろ混乱した状態では、ネガティブな方向に物事を考えやすくもなります。
何かに悩んだときこそ、十分に寝てから、また考えるようにしてください。
疲れが取れた後に、出来事を振り返る
HSPこそ、気持ちが落ち着いた頃に出来事を振り返るようにしてください。
冷静になると、また違った意見を持つことができます。
当日は、刺激がいっぱいで混乱していたけど、後で写真を見たときに「楽しかったなぁ」と、しみじみと思うことができるかもしれません。
場合によっては、数年思い出を寝かせると、前向きな感想が持てることがあります。
HSPこそ楽しいけど疲れる思い出は、時間をかけて良いものに変えていきましょう。
まとめ
HSPが楽しいけど疲れる場面は、朝から晩まで遊んだときや、旅行をしたときです。
一人になる時間を作ったり、十分な睡眠時間を確保したりすることが大切です。
疲れが取れた後に、思い出を振り返ると、充実した時間を過ごせていたことに気が付けます。
今回は、HSPが楽しいけど疲れる場面と対処法についてご紹介いたしました。
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