HSPで、カラオケに誘われて困っているという方はいませんか?
ヒトカラならまだしも、みんなの前で歌うことに苦手意識を感じる……という方も結構多いのではないでしょうか。
今回の記事では、HSPがカラオケが苦手なときに考えられる理由と対処法についてご紹介いたします。
HSPはカラオケが苦手?
HSPは、カラオケが苦手な方も多いと言えます。
「みんなの前で歌いたくない」「できることなら避けたい……」と思う方もいるでしょう。
のど自慢に出ている一般の方を見て、尊敬の目を向けることもあるかもしれません。
HSPは自分に合ったカラオケとの付き合い方を見つけることが大切です。
HSPがカラオケが苦手な理由
ここでは、HSPがカラオケが苦手なときに考えられる理由についてご紹介いたします。
注目されたくない
HSPは、みんなの前で歌い、注目される状況に苦手意識を感じることがあります。
歌っている数分間、じーっと見られているのは、とてもじゃないけど耐えられないと感じることがあります。
「こういう選曲をするんだ」「ノリノリだな」と、心の中であれこれ思われているのではないか、不安になることもあるでしょう。
緊張するほど歌っているときの楽しさが薄れるということがあります。
きちんと歌えるか不安
HSPは、一つの歌を無事に歌い切れるか不安になることがあります。
声が震えていないか、音程が外れていないか、気が気ではありません。
緊張していると思われることが一番嫌という方も多いのではないでしょうか。
不安感が大きいほど、カラオケにも苦手意識を持ちやすいです。
落ち着かない
カラオケの雰囲気は騒がしくて、なんだか落ち着かないと感じるHSPも多いです。
あちらこちらの部屋から歌声が聞こえてきて、神経も昂りやすいです。
大人数でカラオケに来ると、常に誰かが歌を歌い、掛け声や話し声が飛び交う状況にもなるでしょう。
お酒を飲む場合、テンションも高めになりやすいです。
HSPがカラオケに行くと、騒がしい雰囲気に圧倒されてエネルギーが消耗することがあります。
空気を読むのが疲れる
HSPがカラオケに行くと、空気を読みっぱなしになることがあります。
盛り上がることが前提とされている場所であり、始まりから終わりまで気を抜くことができません。
誰かが歌っているときは、聞き入っているポーズをしなければならないし、みんなが楽しそうにしているかどうかも気になります。
一人ぼーっとしていられませんし、後半にかけて疲れがあることを意識しやすいです。
一人落ち着けるのがトイレに行っているときだけ……ということもあるかもしれません。
HSPがカラオケに行った次の日は、動けないほど疲れるということがあります。
長時間、その場にいないといけない
カラオケに行ったら最低でも1時間以上はいる必要があるので、長時間その場にいないといけない感じが苦手というHSPもいます。
終わりが見えないと、疲れも溜まりやすいです。
狭い個室であるほど息苦しさも感じられます。
短時間カフェでお茶するのと違って、拘束感がある部分に、HSPは苦痛を感じることがあります。
HSPがカラオケが苦手な場合の対処法
ここでは、HSPがカラオケが苦手な場合の対処法についてご紹介いたします。
苦手なことを事前に伝える
HSPこそ、カラオケが苦手ということを事前に伝える(匂わせておく)ほど、後で楽になる場合があります。
苦手な状態から始まると、一曲歌えただけでも、すごいと周りは感じてくれます。
また、ネタ曲を歌ってというように、無茶振りされたときも断りやすいです。
カラオケに誘われたときは「歌うの苦手だから、みんなの歌聞いているだけでも良い?」など、事前に断りを入れておくと角も立ちません。
予行練習をする
みんなでカラオケに行く機会があるときは、予行練習をするのもおすすめです。
勝手を知っておくほど、冷静な対応が取れます。
親しい人、または一人でカラオケに訪れて、どの歌が自分にとって歌いやすいかを検証してみてください。
採点機能を使うのも良いかも!
誰かの前で歌う感覚も経験しておくと、当日、緊張して歌えなくなるということも回避できる場合があります。
カラオケの予行練習をしておくほど、不安も小さくなります。
この後、予定があることをさり気なく伝える
カラオケが苦手な場合、この後予定があることをさり気なく伝えておく方法もおすすめです。
場合によっては、途中で抜けても変には思われない、何かあったときのお守りとなることがあります。
例えば……
・家族の送り迎えをしないといけない
・先輩の買い物に付き合わないといけない
・病院に行かなくてはならない
などが挙げられます。
途中で抜けられると思うと気持ちが楽になり、いつも以上にカラオケも楽しめることがあります。
席を外す回数を多くする
カラオケに行くときは、トイレやドリンクバーに行くなど、席を外す回数を気持ち多めにしてみてください。
HSPこそ、一人落ち着ける場所に数分でもいるだけで気持ちがリフレッシュします。
また、自分と同じく、ぐったりしているお客さんがいることがわかると、仲間意識を覚えやすいです。
お互い頑張ろうと、不思議と元気がもらえることがあります。
何度か繰り返すと、いつのまにか終わりの時間に近づいているということがあります。
お守りアイテムを持っていく
あなたにとって、持っているだけで心が落ち着くようなアイテムはありますか?
カラオケが苦手な方こそ、自分にとってのお守りを手元に置いておくと、気持ちが紛れる場合があります。
人によっては、神社で買ったお守り、ブレスレット、先輩に貰ったものなど、さまざまなアイテムが挙げられます。
推しのアイテムもいいかも!
「自分にはこれがある」というものを手元に置いておくと、心強さを感じることができます。
おもしろサービス機能を使う
カラオケの機械によっては、おもしろサービス機能が搭載されていて、うまく活用すると場が盛り上がり、HSPにとっても気が紛れることがあります。
例えば、JOYSOUNDの「みるハコ」では、映画・アニメ・ライブ・ミュージックビデオが無料で観ることができます。
歌うことに疲れたときに活用するのがおすすめです。
「鳴り王」では、拍手・歓声などの合いの手を入れられたり、「お絵描きポン!」では、手書きのメッセージをカラオケ画面に出したりできます。
歌うことが苦手なHSPこそ、おもしろサービス機能を積極的に活用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
HSPでカラオケが苦手な方こそ、自分に合った対処法を見つけていきましょう。
事前に苦手なことを伝えて、聞き役に徹するのも良いでしょう。
また、歌うことに苦手意識がある方は、予行練習をすると不安も小さくなる場合があります。
今回は、HSPがカラオケが苦手なときに考えられる理由と対処法についてご紹介いたしました。
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