HSPで物事をつい深読みしてしまう方はいませんか。
あれこれ考えすぎて、いつも収集がつかなくなってしまうと疲れます。
今回の記事では、HSPが深読みする理由や場面、対処法についてご紹介いたします。
HSPが深読みする理由
まず初めに、HSPが深読みする理由についてご紹介いたします。
気質によるもの
HSPが深読みするのは繊細な気質によるものと言えます。
目についた情報を何でも拾いやすく、気になる部分が解消されるまで角度を変えて物事を見ることがあります。
世間話ひとつでも「何か意味があるんじゃないか」と軽く受け流すことができません。
HSPは感受性が強いことから、あっさりとしたものの見方をする方が苦手と言えるのかもしれません。
想像力があるから
HSPが深読みするのは、誰も思い付かないような想像力があるからです。
ひらめきに優れているので、ポンポンとアイデアが思いつくように物事をあれこれと考えてしまうことがあります。
気分が乗っている時は誰も止めることができません。
気持ちが上がっている時はポジティブな発想が浮かんでくるものの、逆はネガティブな深読みをしやすいです。
HSPが深読みする場面
ここでは、HSPが深読みする場面についてご紹介いたします。
誰かと話しているとき
HSPが深読みする場面の1つ目は、誰かと話しているときです。
会話に引っ掛かりを覚えたら、いろいろと思考を巡らせていきます。
「面白いね」の褒め言葉も相手の表情が固いと「もしかして嫌味だった?」と深読みしてしまいます。
自分の中で物事を解決するまで心ここに在らず状態になるので、相手から不自然に思われることもあるでしょう。
人とのコミュニケーションは刺激がいっぱいなので、いろいろと深読みしてしまうことが多いです。
夜寝る前
HSPが深読みする場面の2つ目は、夜寝る前です。
手持ち無沙汰になるので、ついいろんなことを考えはじめます。
夜は魔物
日中にあった一つの場面を延々と思い返しては、眠れなくなることもあるでしょう。
夜寝る前は深読みするための絶好のタイミングとも言えるので、ぐっすり寝たい方はドツボにハマらないように気をつけてください。
HSPが深読みする場合の対処法
ここでは、HSPが深読みする場合の対処法についてご紹介いたします。
深読みには正解がないことを知る
1つ目は、深読みには正解がないことを知る方法です。
誰も「その考え当たっている!」と指摘してくれませんので、最終的には堂々巡りになります。
深読みの行く末は、エネルギー切れ!?
深読みする過程を楽しんでも、自分が出した結論に悩むことのないように気をつけてください。
その考えは当たっているように見えて、実は当たっていないということがよくあります。
目の前のことに集中する
2つ目は、目の前のことに集中する方法です。
過去の振り返りなど、現在から意識が逸れることすると、心ここに在らず状態になります。
深読みすることに人生の大半を邪魔されているのは非常にもったいないです。
今、していることに意識を集中していきましょう。どんな音が聞こえてくるのか、目に見えているものには何があるのか……というように今に意識を向けていくと深読みすることがなくなります。
また、その情熱を趣味に当てて、才能を伸ばしていくのも良いでしょう。
創作に関係することなら深読みするのも大歓迎!
誰にも思い付かないようなアイデアが浮かぶこともあるかもしれません。
ネガティブな深読みすることが多い時は、気持ちを切り替えて、今や趣味に集中していきましょう。
ポジティブな考えを持つ癖を身につける
3つ目は、ポジティブな考えを持つ癖を身につけることです。
深読みを通して、よくネガティブなことを考えてはいませんか?
考え方の癖が一度定着すると、なかなか抜け出せないものです。
人と話す上で中々目が合わないと「嫌われている……」とした考えを持つ方もいますが「きっと、緊張している」とポジティブに受け止められる方もいます。
慣れていないと、ついネガティブな方向に物事を考えやすいです。
ネガティブなことを考えやすいと意識した上で、一歩ずつ考え方の癖を変えていくことが大切です。
明るい方と一緒にいると良い影響を受けられることがあります。
まとめ
HSPは深読みしやすい傾向があります。
また、どちらかというとネガティブなことを考えやすいと言えます。
物事を深く考えること自体、悪いものではないので、ポジティブな発想ができるように切り替えていきましょう。
また、深読みには正解はないことを再認識することも大切です。
今回は、HSPが深読みする理由や場面、対処法についてご紹介いたしました。
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