つい…HSPが他人と比較してしまう理由と7つの対処法

HSP

HSPで、つい他人と比較する癖がある方はいませんか?

何をするにしても、第三者の目が気になる場合、伸び伸びと取り組むことができません。

今回の記事では、HSPが他人と比較してしまう理由と対処法についてご紹介いたします。

この記事を読むのにおすすめな人

  • 他人と比較してしまう方
  • 他人の目が気になる方
  • 他人と比較してしまう場合の対処法が知りたい方
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HSPが他人と比較してしまう理由

まず初めに、HSPが他人と比較してしまう理由についてご紹介いたします。

他人の言葉は記憶に残りやすいから

HSPが他人と比較してしまうのは、他人の言葉は記憶に残りやすい理由が挙げられます。
他人が関わった物事は、自分一人よりも根強く残り、意志が弱いと記憶に振り回されることがあります。

「繊細すぎる」「もっと頑張って」と何気ない一言も、ずっと覚えているということはないでしょうか。
「〇〇さんの方が上手だよ」と他人を引き合いに出されると、非常に落ち込みます。

生きていく上で、他人とコミュニケーションを取ることは大切です。
HSPは繊細なゆえに尖った言葉を使われると、ずっと覚えてしまい、状況に応じて他人と比較することがあります。

深読みしやすいから

HSPは深読みしやすいあまり、他人と比較することがあります。
一つの物事を角度を変えて見る方も多く、必然的に能力の差に意識が向くことがあります。

一度でもネガティブなことを考え始めると、中々抜けられない方も多いのではないでしょうか。
深読みすることがやめられない限り、ずっと他人と比較してしまうことがあります。

他者の評価に依存しているから

他者の評価に依存しているHSPこそ、つい自分と他人を比較してしまうことがあります。

幸せを決める上で、まず他人の目が気になる方は、自分一人で物事を考えることが難しいです。

例えば「自分より、あの子の方がモテているから幸せ」「友達が多いから人生楽しそう」と、他人を軸にして物事を考えていくことが多いです。

他者から褒められるとすごく嬉しくなれる方ではありますが、時々、他者に縛られている感覚を覚えることがあります。

0か100思考だから

0か100思考のHSPは他人と比較してしまうことがあります。

完璧主義で一つのミスもしないように常に気を配っている方は、やはり他人の目が気になります。
他人より自分の方が劣っていると感じると、信じられないくらい落ち込むことがあるでしょう。

一つミスするだけで「自分は生きていてはいけない人」と追い込んで考えることもあります。

0か100思考の方こそ、実は見える世界が狭くなりやすいので注意が必要です。

自分に自信がないから

自分に自信がないHSPは、つい他人と比較することがあります。
何かを決める上で自分という存在が信用できないので、意識の中に第三者が入りやすいです。

不安になっている時は、他人と自分を比較することも多いと言えます。
「自分の方が良い暮らしをしている」と表面的に信じ込むことができるとホッとします。

極端に自信がない方は、他人のアドバイスもすべて鵜呑みにするように依存しやすい傾向があるので注意が必要です。

HSPが他人と比較してしまう場合の対処法

ここでは、HSPが他人と比較してしまう場合の対処法についてご紹介いたします。

他者と自分は違う人間であることを認識する

HSPこそ、他者と自分は違う人間であることを認識することが大切です。

価値観や考え方が全員少しずつ違うように、似た人生はあるかもしれませんが、誰一人同じ人生を歩む人はいません。
人間という部分は同じであっても、鳥と魚くらい生き方が違うことがあります。

無意識のうちに同じ生き方ができると考えていると、他人と比較することも多くなります。

「ラーメンとパスタはどっちが美味しい?」という議論をしても埒があかないものです。
自分と誰かは、そもそも比べても意味のない存在であることを認識していきましょう。

自分軸を持つ

HSPこそ、他人に依存せず自分軸を持つことも大切です。
何かを決める上で他人に支配されることが多くなると、自分の人生を歩めなくなります。

人と関わる上で、自分なりの意見を持つ練習をしていきましょう。

場合によっては、空気を読むことが求められますが、口に出さなくてもしっかり自分の意見を持つことができます。
自分軸を持つほど、他人と比較することも少なくなります。

自分の良いところを挙げる

HSPこそ、自分の良いところを振り返ることも大切です。
一つもないと感じる方は、他人の存在を意識している証拠と言えるかもしれません。

他人と比較すると中々挙げられませんが、自分だけに集中すると複数個思い浮かぶことがあります。
また、自分の良いところを挙げる上でも、他人の存在を切っても切り離せないことに気がつける場合があります。

「面白い」「優しい」「礼儀正しい」「空気が読める」など何でも構いません。
長所と感じる部分を見つけたら、ぜひ磨きをかけて伸ばすことを心がけていきましょう。

他人と比較することに時間を使っていると気がついた時は、意識的に切り替えて自分のことに集中していきましょう。

幸せに対するハードルを上げすぎない

HSPこそ、幸せに対するハードルを上げすぎないことも大切です。
他人と比較して、もっともっとと欲張りすぎると、自分を追い詰めてしまうことにつながります。

幸せだと思うことも時間が経つと慣れてしまい、もっと強い刺激を求めてしまうように底がありません。

「毎日ご飯を食べられること」「趣味に時間を使えること」などが、かけがえのない幸せであることを再認識していきましょう。
一旦、上がりすぎた幸せのハードルを戻すことが大切です。

自分の気持ちを追求する

何故、他人と比較してしまうのか、自分の気持ちを追求するのも一つの方法です。
探るほど、気が付かなかった本音が見えてくることがあります。

それは、親から他人と比較されてきたから、無意識に身についた習慣かもしれません。
苦いことを言われた経験がある時、人生において付きまとう課題になります。

また、人からよく思われたい気持ちがある方こそ、他人と比較する癖がやめられないことがあります。
もしかすると、見たくない自分の本音と向き合う必要があるかもしれません。

しかし、気持ちと向き合い認めた時、次の段階に移れることがあります。

意識してしまう人と距離を置く

他人と比較するトリガーとなる人とは、距離を置くようにしましょう。
意外と、自分と似た立場や環境にいる人と比べてしまうことも多いです。

関わる頻度を減らすことで、相手に振り回されにくくなります。
自分の気持ちをヒヤヒヤさせるような人とは、適度な距離を保っていきましょう。

何かに没頭する

HSPで他人と比較してしまう方は、何かに没頭する方法もおすすめです。
一つのことに囚われることが少なくなります。

なるべく暇な時間を作らないようにするのも良いでしょう。
慣れてくると、他人と比較してしまいそうな時、何かに没頭するように気持ちの切り替えも行いやすくなります。

まとめ

HSPで他人と比較してしまう方は、自分軸を持ちましょう。

意識してしまう人とはできる限り距離を置き、考えそうな時は何かに没頭することも大切です。

今回は、HSPが他人と比較してしまう理由と対処法についてご紹介いたしました。

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