HSPで同年代が苦手という方はいませんか?
必要以上に気を遣ったり、近くにいるだけでも疲れたりすることはないでしょうか。
逆に、歳の差がある人といる方が落ち着くという方もいます。
今回の記事では、HSPが同年代が苦手な場合の理由と対処法についてご紹介いたします。
HSPが同年代が苦手な場合の理由
まず初めに、HSPが同年代が苦手な場合の理由についてご紹介いたします。
意識しやすいから
HSPは、同年代を見ると自分と近い存在ゆえに意識してしまい、苦手と感じることがあります。
無視することができない存在となるので、しんどい気持ちを抱えやすいです。
学校も同年代と関わるシステムとなるので、本能のように意識することがあるかもしれせん。
敏感なHSPこそ、同年代が近くにいるだけで落ち着かず、つい苦手と感じることがあります。
比べてしまうから
HSPは、同年代と自分を比べることが多く、つい苦手と感じることがあります。
能力の差、人生の充実具合など、比べる対象が多いほど、しんどい気持ちを抱えやすいです。
相手よりも自分の方が劣っていると思い込むと、立ち直れないほど凹んでしまうこともあるでしょう。
自分の幸せを決める上で他人の評価が気になる方ほど、同年代を強く意識して、自分の中で勝手に比較してしまうことがあります。
話が合わないから
HSPは同年代と話が合わないと苦手意識を持つことがあります。
会話のラリーが続かなかったり、いまいち話しが盛り上がらなかったりすると、申し訳ない気持ちを持ち、自然と距離を取ることがあります。
むしろ、年上・年下の方が、話が合うという方も多いのではないでしょうか。
たまたま同年代で話が合わない人が多いと、どうしても初対面でも接する前から、苦手意識を持つことがあります。
自分という存在がわからなくなるから
HSPは同年代といると、自分という存在がわからなくなるので苦手と感じることがあります。
似ているところが多く、相手と一体化した感覚を覚える方もいるのではないでしょうか。
自分という存在の意識が薄れて、自分ではない他の人が喋っているような感覚を持つこともあります。
自分の意見もはっきりと言えない時こそ、離れた方が良いかもと無意識のうちに思うことがあります。
【HSP】同年代が苦手な場合の対処法
ここでは、HSPが同年代が苦手な場合の対処法についてご紹介いたします。
個人として相手を見る
HSPが同年代が苦手な場合、個人として相手を見るようにしてください。
同じ年代と括るほど、近寄り難い印象があるので相手の情報はできるだけ無視して、相手と一対一で向き合うようにしましょう。
相手の好きなもの、価値観を知っていくように、内面に意識を向けるようにしてください。
HSPこそ、同年代という意識が少しでも消えた時、気持ちが楽になれることがあります。
違う人間ということを意識する
HSPが同年代と関わる時は、違う人間ということを意識することが大切です。
無意識のうちに比べる対象に見てしまうと、しんどくなることがあります。
一人ひとり違う人間なので、関わるうちに合わない部分もあると気づいて、孤独を感じるのは自然なことです。
また、同じ人生を歩む人は誰一人いないことを肝に銘じておきましょう。
一定の距離を取る
HSPが同年代といると辛い時、一定の距離を取るようにしてください。
居心地が悪い気分を味わう時こそ、距離が近づき過ぎているサインと言えます。
どんなに仲が良い人でも近づきすぎるほど、見たくない一面も見えてしまうことがあります。
上手な心の距離を取るようにしましょう。
また、物理的に距離を取る時は、一気にだと、おかしいと思われることがあるので、少しずつを意識してください。
無理に仲良くしない
HSPが同年代を苦手な場合、無理に仲良くしないことも大切です。
「一緒にいないといけない」というプレッシャーを感じてしまうほど、自分自身を追い詰めることにもなります。
話が合わず、一緒にいても楽しくない時は、たまに顔を合わせたら世間話をする程度の「それなりに仲良くする仲」に収まることを目指してみてはいかがでしょうか。
HSPこそ同年代と、すごく仲良くしなければならないものと考える気持ちを手放すと楽になれることがあります。
一人になる時間を取る
HSPが同年代と関わった後は、一人になる時間を取ることも大切です。
自分でも気がつかないうちに神経を遣って、ヘトヘトになっていることが多いものです。
例えば、自室などの一人になれる場所に行き、スマホを触らずに目を閉じるだけでも気持ちが落ち着きます。
周りに影響されそうなものは、できるだけ距離を取るようにしてください。
HSPこそ、一日のうちで一人になる時間をできるだけ確保して、自分自身と向き合うようにしてみてください。
自分らしくいられる場所や趣味を持つ
HSPが同年代が苦手な場合、自分らしくいられる場所や趣味を持つことも大切です。
気を遣いっぱなしで、ありのままの自分で居られないと、人間関係すべてが嫌になることがあります。
自分らしく居られる場所は、ネット内でもOK。
これをしていて「楽しい!」「時間を忘れられる!」「他人と比べずに自分らしくいられる!」と感じるものが、あなたにとってのベストな趣味となります。
夢中になれるものを増やしていくと、同年代の存在も気にならなくなることがあります。
まとめ
HSPは同年代と自分をつい比べてしまうことがあるので、苦手意識を抱くことがあります。
まずは、違う人間であることを認識することが大切です。
一日の中で一人になれる時間を確保した上で、自分らしく居られる場所や趣味を複数持つようにしましょう。
今回は、HSPが同年代が苦手な場合の理由と対処法についてご紹介いたしました。
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