HSPで親友がいないという方はいませんか?
普段は平気でも、気持ちが弱ったとき、なんでも話せる友人がいれば良いのにと感じることもあるでしょう。
今回の記事では、HSPに親友がいない場合の理由や対処法についてご紹介いたします。
HSPに親友がいない場合の理由
まず初めに、HSPに親友がいない場合の理由についてご紹介いたします。
本音を話せない
1つ目は、自分の心の内を誰かにさらけ出すことに苦手意識を感じるからです。
傷つきたくないとき、人と壁を作り、自分の詳しいことは中々話せないということがあります。
遠慮している部分があると、受け手にもなんとなく伝わってしまうことがあります。
HSPで当たり障りのない会話ができる方こそ誰とでも仲良くなれるものの、実を言うと親友を作れないことも多いです。
見捨てられ不安がある
2つ目は、親友ができても「どうせ最後には離れていくだろう……」という見捨てられ不安があるからです。
悲しい思いをするくらいなら、最初から一人でいた方が良いと感じます。
むしろ、親友がいないことにホッとしているHSPもいることでしょう。
過去に人間関係で辛い思いをしたHSPこそ、誰かと親しくなることに恐怖感を覚えることがあります。
気を遣いすぎるから
3つ目は、人に対して気を遣いすぎる傾向があるからです。
嫌われたくない気持ちがあると、必要以上に丁寧な態度を取ることがあります。
逆に、不自然な対応に見えてしまい、受け手も遠慮がちになるということがあるでしょう。
自然体で話すことができないと、親友レベルに仲良くなることは難しいです。
そつがない対応も、受け手によっては硬い印象に感じられてしまうことがあります。
一人が好きだから
4つ目は、一人が好きだからです。
そこまで誰かといることに必要性を感じていないと、親友はいてもいなくても良いと感じることがあります。
それでも、親友がいた方が良いと感じるのは、友達と楽しそうに過ごしている同年代を見たときなど、何らかの影響が加わっていることが多いです。
自分にないものを、まざまざと見せられたとき動揺することがあります。
HSPが親友がいない場合の対処法
ここでは、HSPが親友がいない場合の対処法についてご紹介いたします。
無理に作らなくても良いことを認識する
1つ目は、親友は無理して作るものではないことを認識することです。
頑張って作ろうとするほど、上辺だけの友達関係を築きやすくなります。
相性が合う相手に会ったら、自然と仲良くなります。
今は親友ができる時期ではないと、肩の力を抜くことから始めましょう。
しかし、親友が欲しい気持ちがあることを否定しないでいることも大切です。
親友が欲しい理由を考える
2つ目は、なぜ親友が欲しいのか理由を考えることです。
丁寧にきっかけを振り返ると、本質に気がつけることがあります。
「ドラマに影響を受けた」「親から指摘を受けた」など、何らかの影響が加わっていることが多いです。
中でも「寂しい人間と思われたくないから」というように、見栄を張るために欲しいという気持ちにたどり着くときは、重要視しない方が良いです。
不純な動機であるほど、相手の中身を見ずに、交友関係を築くことがあるでしょう。
自然と親友が欲しいと感じたとき、行動を起こした方が良いと言えます。
親友を作ることをゴールにしない
3つ目は、親友を作ることは手段であり、ゴールには設定しないことです。
間違えてしまうと、親友ができた瞬間、相手と関係を保ち続けられず、終わりを迎えることがあります。
相手を知らずのうちに傷つけてしまうこともあるでしょう。
親友を作ることだけに執着し続けると、大切なことを見失ってしまうので気をつけていきましょう。
環境を変えてみる
4つ目は、今の生活に新たな変化を取り入れることです。
親しい友達を作るためには、毎日同じ繰り返しでは良いきっかけも巡ってきません。
習い事を始めてみたり、SNSのアカウントを作ってみたりするなど、今までしたことない行動を意識的に取るようにしましょう。
環境をガラッと変えるのは不安だと思うので、少しずつ変化を取り入れることを意識してみてください。
趣味が合う友達を見つける
5つ目は、自分と趣味が合う友達を見つけることです。
好きなものが同じである場合、その事実を知っただけで、急接近できるパワーがあります。
共通点もできるので、会話内容にも困りません。
なんとなくで親友を作るより、趣味が合う相手に注目していくのがおすすめです。
まとめ
HSPでは、親友がいないことに悩みを持つ方もいるでしょう。
無理に作ると上辺だけの関係になりやすいので気をつけましょう。
HSPこそ趣味が合う相手と仲を深めると、唯一無二の親友になれることがあります。
今回は、HSPに親友がいない場合の理由や対処法についてご紹介いたしました。
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