HSPはペースを乱されると、動揺したり焦ったり平常心ではいられなくなります。
事前に考えやすいことや状況を把握しておくと、冷静な対応を取りやすくなります。
ペースを乱されたときほど
自分に意識を向けよう!
今回の記事では、HSPがペースを乱される場面や対処法についてご紹介いたします。
HSPがペースを乱される場面とは
まず初めに、HSPがペースを乱される場面についてご紹介いたします。
自分に当てはまっていないか、ぜひチェックしてみてください。
待ちぼうけをくらったとき
HSPがペースを乱される場面の1つ目は、待ち合わせをしていて相手がなかなか来ないときです。
何かあったのではないかと心配になります。
1分遅れるごとに
ソワソワ感が止まらない!
ただ単に寝坊しただけどわかったら「無事で良かった」と思いつつも「もしかして、どうでも良い人と思われてる?」とショックを受けることもあるでしょう。
待たされているときこそ、自発的な行動が取れなくなるので息苦しさも感じやすいです。
怒鳴られたとき
HSPがペースを乱される場面の2つ目は、失敗を指摘されて怒鳴られたときです。
みんなの前で言われるなら、穴があったら入りたくなるほどの恥ずかしさを覚えます。
中には、涙がこぼれる方もいるでしょう。
感情任せに怒鳴られると、雷に打たれたような衝撃を受けます。
急かされたとき
HSPがペースを乱される場面の3つ目は、他者から「早くして」と急かされたときです。
なんの前触れもなく、急に言われるなら変化についていけません。
とにかく動揺!
心臓はバクバク音を立てて、必死についていこうと頑張ります。
やることがたくさんあるとき
HSPがペースを乱される場面の4つ目は、一日でこなさないといけない課題が山ほどあるときです。
どこから手をつけていいのか悩みますし、もし終わらなかったことを考えては焦ります。
似た課題がたくさんあるなら優先順位が整理できずに、さらに混乱します。
人から見られていることを意識したとき
HSPがペースを乱される場面の5つ目は、人から見られながら作業をするときです。
監視されている感覚があるので焦ってしまい目の前のことに集中しにくくなります。
見ているだけならまだしも「そこ変だよね」「もっとこうしたら?」とダメ出しを受けるならキャパオーバーを引き起こします。
HSPは一人で黙々と作業した方が捗りやすいです。
HSPがペースを乱されるときに取りたい対処法
ここでは、HSPがペースを乱されるときに取りたい対処法についてご紹介いたします。
深呼吸
1つ目は、落ち着いて深呼吸をすることです。
焦っているときほど、呼吸が浅い傾向があります。
新鮮な空気が自分の中に入り、苦しい気持ちが外に出ていくイメージを持つのもおすすめです。
どんどん嫌な気持ちを外に出そう
1分行うだけでも、平常心を保ちやすくなります。
目をつぶる
2つ目は、その場で目をつぶることです。
視覚の刺激をシャットアウトしやすくなります。
HSPがペースを乱されるときは、焦ったり怒ったり負の感情が出てきやすいです。
状況によっては難しいかもしれませんが、目をつぶることで今以上に感情がかき乱されることを防いでくれます。
今に集中する
3つ目は、今やるべきことに集中する方法です。
過去や未来、相手や自分と意識が分散するほど、ペースが乱れます。
他者の目が気になるときは、上手く集中できていない証拠と言えるのかもしれません。
しかし、それでも今必要な作業に一つずつ取り掛かることから始めてください。
自分の世界に入ることができると、冷静な対応も取りやすくなります。
一人になる時間を作る
4つ目は、他者と距離を置き、一人になれる時間を作ることです。
多くの人に囲まれた環境にいると、神経も昂りやすいです。
トイレに立つのもいいね
一人になる時間を意識的に作ると落ち着きを取り戻しやすくなります。
- 他者が見えない位置まで移動する
- 他者との間にものを置く
- スマホなどをいじり、自分の世界に入る
楽観的に考える
5つ目は、楽観的に物事を見る方法です。
ペースが乱れているときほど、暗いものの見方をおこないやすいです。
待ちぼうけを食らったなら、自分だけの時間ができたと座れる場所を見つけて読書に励むのも良いでしょう。
怒鳴られたなら「もしかして期待している?」「イライラをぶつけてきただけかも」と、斜めから物事をみてください。
HSPこそ新たな発想を生み出すのが得意な方も多いと言えます。
ペースを乱されたときこそ、前向きな視点からアイデアを出していきましょう。
人は思い通りにならないことを知る
6つ目は、他者は自分の思い通りにならないことを肝に銘じる方法です。
他人に期待しても、100%その通りに動いてくれることはまずあり得ません。
上手くいく方が怖い!
期待外れになるのは当たり前と考えておくと、心構えが取れるので耐性が付きます。
苦手な人とは距離を置く
7つ目は、相性が合わない人とは距離を置くことです。
「苦手な人とも良好な関係を築こう!」と頑張っても、神経がすり減るだけです。
プライベートで遊ばないのはもちろんのこと、連絡を取る回数も徐々に減らしていきましょう。
苦手な人と距離を置く代わりに、あなたを大切にしてくれる人と向き合う時間を作ってみてください。
まとめ
HSPはペースを乱されると本来の強みを活かすことができません。
深呼吸したり目をつぶったり、自分に合った対処法から落ち着きを取り戻していきましょう。
今回は、HSPがペースを乱される場面や対処法についてご紹介いたしました。
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