HSPで人の悪いところばかり目につく方はいませんか?
良いところを見つける前に、悪いところに気がつくと、仲良くなるのを躊躇うこともあるかもしれません。
また、そんな自分に嫌悪感を抱くこともあるでしょう。

おかしなことではないよ
今回の記事では、HSPが人の悪いところばかり目につく場合の理由と対処法についてご紹介いたします。
HSPが人の悪いところばかり目につく場合の理由
まず初めに、HSPが人の悪いところばかり目につく場合の理由についてご紹介いたします。
細かいところに気が付きやすいから
HSPは察しやすく、細かい部分に気が付きやすいので、人の悪いところも目につくことがあります。
良いところと合わせて知ることが多く、気持ちが混乱することもあります。
少し話しただけで、相手の性格を知ったような気になることもあるでしょう。
ちょっとした引っかかりも、余すことなく受け取りやすい方こそ、人の嫌な部分も見ることが多いです。
人に興味があるから
人に興味があるHSPこそ、相手の悪いところも目につきやすいです。
仲良くなるかどうかは別としても、人という存在に関心を持つ方も多いと言えます。
興味が惹きつけられるほど、相手の内面を知る機会にも恵まれることでしょう。
逆に人に興味がない方こそ、相手の悪いところを知る機会も少ないと言えます。
人との境界線が薄いから
自分と相手の境界線が薄いHSPこそ、人の悪いところばかり目につくことがあります。
刺激を感じやすく、少しの欠点を、何かすごく悪いことであると考えてしまいます。
鈍感な方こそ、そもそも相手の悪い部分を知るほど意識が向かないことが多いです。
HSPは人間関係において何事も過敏に反応しやすいので、嬉しいこと以上に、心を痛める機会も多いと言えます。
良心的であろうとするから
良心的なHSPこそ、逆に人の悪いところばかり目につくことがあります。
人に優しくすることをモットーにしている方は、悪いところがある方が許せないように感じるものです。
「あの人、自分勝手だな」という愚痴が心の中に浮かびます。
実は、人に優しくすることを義務のように感じている方は注意が必要です。
期待しているから
無意識に人に期待しているHSPは、相手の悪いところを許せないことがあります。
欠点なんか知りたくないと、理不尽な怒りを抱きます。
人だから悪い部分もあるという事実から、目を逸らしている方とも言えるでしょう。
人に対する期待値が大きい方ほど、気分の落ち込みも激しいです。
【HSP】人の悪いところばかり目につく場合の対処法
ここでは、人の悪いところばかり目につく場合の対処法についてご紹介いたします。
人は良い面・悪い面があることを知る
人の悪いところばかり目につく方こそ、あらためて誰しも良い面・悪い面があることを知っていきましょう。
人の役に立ちたい気持ちと、何もかも放り出したい気持ちが共存することもあります。
また、列に並んでいる時、抜かされた場合「は?」「なんで?」と心の中で悪態をつくこともあるものです。
人は良い面ばかりあると信じたくなりますが、誰しも、いわゆる悪い面と言える部分があることを知っていきましょう。
期待しない
人に必要以上に期待しないことも大切です。
無意識のうちに相手に対する理想像を持つと、後で自分を苦しめることがあります。
HSPは空想力が高い方も多いです。
そのため、無意識のうちに相手に対する「こうだったらいいな」という理想像を持つことがあります。
いきなりは難しいかもしれませんが、自分を守るためにも、相手は予想外の行動を取ったり、意外な一面を見せたりすることも心得ておきましょう。
人の良いところも気付く癖を身につける
人の悪いところばかりではなく、良いところにも気付く癖を身につけることが大切です。
すぐに見抜ける方こそ、逆もすぐにわかる場合があります。
一つでも多く良いところに気がつくと、相手を好きになれることがあります。
少しの訓練は必要ですが、根気よく取り組んでいきましょう。
気持ちに余裕がある時こそ、相手の長所にも気が付ける場合があります。
悪いところを良い言葉に言い換える
相手の悪いところを、前向きな言葉に言い換えるのも一つの方法です。
言い方一つで、見方も変わることがあります。
「傲慢→大らか」「優しくない→人に媚びない」「頑固→自分がある」など、自分なりに言い換えてみてください。
実は相手の長所であることに気が付く場合があります。
根本的な悩みを探る
人の悪いところばかり目につく方は、根本的な悩みを探るのも一つの方法です。
実は、自分の人生に満足していなくて、そこから目を逸らすために他人の悪いところに関心を寄せていることがあります。
また、相手の許せないところは、自分自身のコンプレックスであることも珍しくないです。
自分を責めるのは辛い行動となるので、相手の悪いところに意識が向き、執着心を持つことがあります。
自分自身と向き合うと、何に悩んでいるのか、またはこだわりを持っているのかを、知るきっかけになることがあります。
人と距離を置く
人と距離が近いと、相手の悪いところばかり目につくことがあります。
程よく距離を取るのも対処法の一つと言えます。
休日まで相手と一緒にいることはないでしょうか。
HSPこそ、一人になる時間を作ることも大切です。
相手と関わる頻度を減らすと、寛容的な気持ちになることがあります。
まとめ
HSPで人の悪いところばかり目につく方は、良心的で人に興味がある方が挙げられます。
あらためて、人には良い面・悪い面があることを知ることが大切です。
また、自分と相手のためにも必要以上に期待は持たないようにしましょう。
今回は、HSPが人の悪いところばかり目につく場合の理由と対処法についてご紹介いたしました。
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