HSPの葬式事情|行きたくない場合の対処法とは?

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HSPで葬式に行きたくないと感じる方はいませんか。
弔いたい気持ちはあるものの、刺激がいっぱいで無事に行けるか悩む方もいるでしょう。

今回の記事では、HSPと葬式事情、HSPが葬式が苦手な場合の対処法についてご紹介いたします。

この記事を読むのにおすすめな人

  • HSPで葬式に行くのが苦手な方
  • HSPの葬式事情を知りたい方
  • 葬式が苦手な場合の対処法が知りたい方
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HSPと葬式事情

まず初めに、HSPと葬式事情についてご紹介いたします。

行きたくない気持ちがある

HSPは葬式に行きたくない気持ちを覚えることがあります。
着慣れない服、雰囲気、さまざまな人と会うように苦手要素がたくさんあります。

しかし、弔いたい気持ちはしっかりあるという方も多いでしょう。
また、一瞬でも「葬式に行きたくない」と感じた気持ちに罪悪感を覚えることがあります。

たくさんの人と会うと疲れてしまう

葬式では、親戚など、たくさんの人と会う必要があるので疲れやすいです。

その場ではやり過ごせても、家に帰ってから、どっと疲れが押し寄せてくることがあるでしょう。

また、久しぶりに会う相手も多く、中には何日も前から心構えをしなければならないということがあるかもしれません。

いろいろ近況を聞かれるのが苦手

葬式において、久しぶりに顔を合わせる人から、いろいろ近況を聞かれることもあるでしょう。
プライベートを根掘り葉掘り聞かれることが苦手と感じるHSPも多いです。

親戚である場合、これからも付き合いがあることから、なあなあにはできません。
場合によっては「恋人はいるの?」「いつ、結婚するの?」と踏み込みすぎることを聞かれることもあるでしょう。

HSPにとって苦手要素が重なると、葬式に対してあまり良い印象を抱けなくなります。

雰囲気にどっと疲れてしまう

HSPは葬式の雰囲気も苦手と感じることがあります。
悲しい空気に胸が痛むことがあります。

また、雰囲気に緊張して、変に肩が凝るということもあるかもしれません。
共感しやすいHSPこそ、葬式の雰囲気に呑まれてしまいやすいです。

逃げ場所がないに等しいから

葬式に参列すると逃げ場所はないに等しいので苦手と感じることがあります。
一人になる時間は皆無で、式中に退場する方もあまり見受けられません。

また、強制参加というような雰囲気にもどっと疲れることがあるでしょう。
HSPは「もしも具合が悪くなったら……」といろいろ考えては、参加する前からしんどくなることがあります。

死について考えて不安になる

HSPは葬式に参列すると、死について考えて不安になることがあります。
人はみんな死ぬということをあらためて知るため、気持ち的に苦しくなることがあります。

悲しんでいる人を見て、感情移入することがあるでしょう。
家に帰ってくる頃にも気持ちを引きずり、回復するのにも時間がかかることもあるかもしれません。

HSPが葬式が苦手な場合の対処法

ここでは、HSPが葬式が苦手な場合の対処法についてご紹介いたします。

短時間のことと認識する

HSPが葬式に参列する場合、短時間のこととあらためて認識することが大切です。
遺族・親族の場合、目安は2時間程度となります。

手順をこなすうちに、いつのまにか終わっていたということも珍しくありません。
葬式は一日かけてする式ではないことを、あらためて認識していきましょう。

マスクをする

HSPが葬式に参列する場合、マスクをしてください。
顔を半分隠して、他者との間に境界線を引けるので、気が楽になることがあります。

馴れ馴れしい方も、あまり声をかけてこないということもあるかもしれません。
人と接するのをできるだけ避けたいと感じる方こそ、マスクを着用するようにしてください。

余計なことは話さない

HSPが葬式に参列する場合、余計なことは話さないことが大切です。
久しぶりに会う親戚と話すと気まずさから、つい必要以上に言葉数が多くなることがあります。

HSPは話し過ぎるほど、後に一人反省会を行うことがあります。
聞かれたこと以上に余計なことは話さないように心がけていきましょう。

一緒に行く人に悩みを打ち明ける

HSPが葬式に参列する場合、一緒に行く人に事前に悩みを打ち明けておくことです。
配慮をしてもらえる期待がありますし、気持ちも軽くなります。

「多くの人と話すと緊張する」「葬式では、端の席に座りたい」と、自分の気持ちを言葉にして表してみてください。
抱えていた気持ちが解放されて、それほど葬式にも苦手意識を感じなかった、ということもあるかもしれません。

具合が悪くなったら途中で抜けられると考える

HSPが葬式に参列する場合、具合が悪くなったら途中で抜けられることをあらためて認識することです。
ずっといないといけないと感じると、プレッシャーになり、息苦しさを覚えやすいです。

具合が悪くなったら、もちろん体調を優先して構いません。
最悪、欠席しても良いと考えるほど、HSPは気が楽になることがあります。

別なことに意識を向ける

HSPが葬式に参列する場合、別なことに意識を向ける方法もおすすめです。
何かを頭の中で考えるほど、葬式もいつのまにか終わっていたということがあります。

それは続きが気になる物語、趣味、推しのことかもしれません。
葬式のみに意識が向くと辛い気持ちになるときこそ、あなたが好きなことを考えるようにしましょう。

まとめ

HSPは葬式に苦手意識を覚えることがあります。
たくさんの人と会う必要があったり、いろいろ近況を聞かれたりするので気疲れするということがあります。

あらためて具合が悪いときは途中で抜けられることを認識してください。
別なことに意識を向けるほど、気がついたら、やり過ごせていたということもあります。

今回は、HSPと葬式事情、HSPが葬式が苦手な場合の対処法についてご紹介いたしました。

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