真面目すぎるHSPは、生きにくさを感じることがあります。
自分に厳しいと、何かのきっかけで、心が折れることもあるので注意が必要です。
深く考えてしまうのも
真面目な証拠……と言えます
今回の記事では、HSPが真面目すぎる理由と対処法についてご紹介いたします。
HSPが真面目すぎる理由
まず初めに、HSPが真面目すぎる理由についてご紹介いたします。
完璧主義だから
HSPが真面目すぎるのは、完璧主義だからです。
ミスをするとプライドが傷つくので、できるだけ完璧に仕上げようとします。
自分がホッとするためにしていることですが、他者から「真面目」と言われやすいです。
完璧に仕上げたときの心地よさが忘れられないと、突き詰めた行動を取ることがあります。
神経質だから
HSPが真面目すぎる理由に、神経質だからというものがあります。
不完全な部分があると、気持ちが落ち着かないので、できるだけ100%に近い形で仕上げようとします。
他者の手抜きにも気が付きやすいタイプと言えるでしょう。
HSPは繊細な人を指す言葉で、どちらかというと神経質な方も多いと言えます。
動揺する場面を避けたいから
HSPが真面目すぎる理由に、動揺する場面を極力避けたいからというものがあります。
予想外なことが身に起こるのか苦手で、気になる部分は、できるだけカバーしておきたいと感じます。
準備しなければならないことも、何日も前から取り掛かることもあるでしょう。
怠けるのは悪いことと思っているから
HSPが真面目すぎるのは、怠けるのは悪いことという価値観があるからです。
手を抜くのはいけないことと感じるほど、真面目なことに強いこだわりを持ちます。
親に厳しく育てられた方も当てはまりやすいです。
真面目すぎると、何もしていない時間にも罪悪感を抱くことがあります。
真面目すぎるHSPの対処法
ここでは、真面目すぎるHSPの対処法についてご紹介いたします。
真面目=報われるとは限らないことを知る
HSPこそ、真面目=報われるとは限らない事実を知ることも大切です。
何の因果もなく、満足できる結果につながらない場合もあります。
期待した分だけ、裏切られると落ち込みます。
真面目であると良いことがありそうと考える気持ちもわかりますが、絶対ではないことを、あらためて押さえておきましょう。
他人は自分の思い通りにならない存在であることを知る
HSPで真面目すぎる方こそ、他人は自分の思い通りにならない存在であることをあらためて知っておいてください。
みんなの模範となるような行動を取っても、相手が褒めてくれるとは限りません。
また、真面目すぎる対応が、逆に笑われる理由になることもあるでしょう。
このように、他人はどう動くかわからない存在です。
真面目な対応も自分が納得して行っているなら、まだ良いです。
しかし、他人からよく思われるために行なっている場合は、今一度考え直す必要がありそうです。
強いこだわりを持つのをやめる
HSPこそ、強いこだわりを持つのをやめると楽になれる場合があります。
無意識のうちに「真面目にしなければならない」と思っているほど、苦しいものはありません。
親から言われたことが、ずっと心の中に残り、影響を受け続けている場合もあります。
何かに突き動かされたように真面目な方ほど注意が必要です。
真面目でいるこだわりを捨てたとき、初めて楽になれる場合があります。
感情を表に出す
真面目すぎるHSPこそ、感情を表に出すようにしてください。
自分の中に溜め込んでおくと、いつのまにか押しつぶされることがあります。
ムカつくことがあったときは、汚い言葉を吐き出しても構いません。
自分の気持ちを一心不乱に紙に書くだけでも、楽になれることがあります。
人に頼る練習をする
真面目すぎるHSPこそ、人に頼る練習をしましょう。
何でもかんでも自分一人で抱えようとする方は、やはり「真面目」の言葉が似合います。
時には、他人に任せて、自分は知らん顔をしているようなタフさを身につけることも大切です。
HSPこそ一度でも他人に任せることができれば、次にお願いするハードルも低くなります。
また、引き受けてもらったときは、忘れずにお礼を言うようにしましょう。
人に頼ることを知ったHSPこそ、真面目すぎる行動は取らなくなります。
HSPこそ人一倍休むことを心がける
真面目すぎるHSPこそ、自分を最優先にすることも大切です。
疲れたときは誰とも会わず、一人でいる時間を意識的に作るのも良いかもしれません。
甘いものをご褒美に買うのも良いでしょう。
自分を甘やかすくらいが真面目すぎるHSPにはちょうど良いです。
まとめ
HSPで真面目すぎる理由に、動揺する場面を避けたいというものがあります。
強いこだわりを持つことをやめて、自分を最優先すると、楽に過ごせる場合があります。
今回は、HSPが真面目すぎる理由と対処法についてご紹介いたしました。
コメント