HSPで、被害妄想をしてしまう方はいませんか?
ネガティブモードに一度入ると、中々気持ちを切り替えられない方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、HSPが被害妄想をする場合の理由と対処法についてご紹介いたします。
HSPが被害妄想をする場合の理由
まず初めに、HSPが被害妄想をする場合の理由についてご紹介します。
繊細だから
HSPは繊細だからこそ被害妄想をしやすいことがあります。
自分にされた嫌なことを過剰なものとして受け取りやすいです。
人によってはタメ口を使われただけで、「馬鹿にされている?」と、思い込みます。
動揺しやすいから
HSPが被害妄想をする理由に、動揺しやすいからというものがあります。
気持ちが揺れ動いた出来事ほど、重要な記憶として定着します。
被害妄想は、自分を守るために危険信号に反応している状態とも言えます。
深読みしやすいから
HSPが被害妄想をする理由に、深読みしやすいからというものがあります。
一つの物事も角度を変えて読み取ると、最終的には被害者意識を持つことがあります。
特に苦い記憶を探っていくほど、相手が悪い、自分は悪くないという考えにとらわれやすいです。
HSPが被害妄想をする場合の対処法
ここでは、HSPが被害妄想をする場合の対処法についてご紹介します。
無理にやめない
まず初めに、被害妄想を無理にやめないことです。
頑張って断ち切ろうとするほど、逆にしがみつきたくなります。
「考えやすい性質」と言い換えてみるのも良いかもしれません。
被害妄想は無理にストップをかけずに、徐々に考える頻度を減らしていくのが理想的です。
新たな情報を取り入れる
HSPが被害妄想をする場合、新たな情報を取り入れる方法もおすすめです。
考える対象が他に移るので、良い気分転換になる場合があります。
例えば、本を読んだり、どこかに出かけたりする方法が挙げられます。
この機会に、ずっと前から
したかったことをするのもいいかも
また、自分にとって未知なる分野であるほど、頭がフル回転するので、被害妄想に浸る隙も作りません。
信頼できる人に相談する
HSPが被害妄想をする場合、信頼できる人に相談するのもおすすめです。
モヤモヤとした思いを言葉にして表すと、気持ちがスッキリして、考えもまとまる場合があります。
また、HSPが誰かに相談する場合、相手は口が堅そうか・そうでないかで判断するのが良いかもしれません。
悩んでいることを人に話すと、新たな視点から物事を見られる場合があります。
相手の味方につく考え方をしてみる
HSPが被害妄想をする場合は、相手の味方につく考え方をするのもおすすめです。
自分目線で物事を考えると、やはり自分を守るような考え方に辿り着きやすいです。
もしも、立場が変わったら、今度は相手を庇うような発想も浮かんできます。
相手に感情移入するほど、動機についてもわかることがあります。
イライラしていたから、あなたに八つ当たりしたという結末も考えられることでしょう。
相手の味方につく考え方をすると視野が広まり、今とは違った考え方も頭に浮かぶ場合があります。
紙に気持ちを書き出す
HSPで被害妄想をする場合は、今の気持ちを紙に書き出す方法もおすすめです。
モヤモヤしていた思いが目に見えてわかるので、気持ちの整理をする上でも役に立ちます。
身近に相談できる人がいない方に、ぜひ試してほしい方法です。
堂々巡りになっている気持ちに、ストップをかけることもできるでしょう。
また、汚い言葉で書いても構いません。
むしろ、気の赴くままペンを走らせた方が、自分の素直な気持ちを吐き出しやすいです。
紙が手元にない場合は、スマホのメモアプリを活用して、気持ちを書き出すようにしてください。
心配事を特定して対処法を考える
HSPが被害妄想をする場合は、心配事を特定して、対処法を考える方法もあります。
過去は変えられないので、これから起こる未来に備えると、気持ちが落ち着く場合があります。
例えば、友達に傷つく言葉を言われて凹んだときは、次、同じ場面では「やめてほしい」という気持ちを打ち明けるようにしてください。
具体的な方法を考えるほど、気持ちも前向きになりやすいです。
何かに没頭する
HSPで被害妄想をする場合は、何かに没頭する方法もおすすめです。
強制的に考えることをやめさせてくれる場合があります。
それは、家事、仕事、趣味など何でもOKです。
集中を継続すると、没頭につながることがあります。
一つの物事に本気で取り掛かるほど、被害妄想をすることも減ります。
まとめ
HSPが被害妄想をするのは、繊細な気質が影響している場合があります。
対処法としては、気持ちを紙に書き出し、何かに没頭するのがおすすめです。
今回は、HSPが被害妄想をする場合の理由と対処法についてご紹介しました。
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