HSPでサボり癖がある方はいませんか?
やる気があって取り組んだことも、途中で辞めると、自分を責めることもあるでしょう。
今回の記事では、HSPがサボり癖がある場合の理由と対処法についてご紹介いたします。
HSPがサボり癖がある場合の理由
まず初めに、HSPがサボり癖がある場合の理由についてご紹介いたします。
自分の気持ちに敏感だから
HSPは自分の気持ちに敏感だからこそ、サボり癖が身につくことがあります。
特に「辛い」「苦しい」という負の感情に敏感に反応しやすく、頑張る理由がない時、途中で投げ出すことがあります。
気持ちを立て直すきっかけがないと、楽な方に流されてしまうことがあるでしょう。
深読みしやすい
HSPは深読みしやすいからこそ、サボり癖が身につくことがあります。
人間関係において引っ掛かりを覚えると、気分が落ち込み「このまま、引いた方が良い」と勝手に結論付けることがあります。
愛想笑いをされただけで「何かしたかな」と深読みすることがあるでしょう。
HSPは人間関係に悩むことに疲れると、続けていることをやめたくなります。
最初に頑張りすぎてしまうから
HSPは出だしに走り過ぎてしまうからこそ、サボり癖が身につくことがあります。
前半に気合を入れすぎるほど後半疲れます。
人に気を遣いすぎている方は、途中で「私、何しているんだろう」と、空虚さを感じることがあるでしょう。
無理して頑張るほど後半に燃え尽きて、サボりたくなることがあります。
他人の目を気にしてしまうから
HSPは他人の目を気にするあまり、逆にサボり癖が身につくことがあります。
何かミスをすると「他人の迷惑になっている」と感じて、いたたまれなさから身を引くことがあります。
「私が、ここからいなくなると丸く収まる」と感じた時こそ、その場を去る決断を選びやすいです。
HSPは自分の気持ち以前に、他人の気持ちにも敏感なことがあります。
目標がないから
目標がないHSPこそ、サボり癖が身につくことがあります。
世間体を気にしてやっていることは、やる気がなくなると、途中で辞めたくなります。
人から言われたことを、ただこなしているだけということはないでしょうか。
目標がないと、辛い思いをした時「その場から去る理由ができた」と救いのようなことと捉えてしまいます。
HSPがサボり癖がある場合の対処法
続いて、HSPがサボり癖がある場合の対処法についてご紹介いたします。
サボり癖がある自分を否定しない
まず初めに、サボり癖があるHSPこそ、自分を否定しないようにしましょう。
確かに「サボり」は、あまり良い言葉では使われません。
しかし、自分に合わないことから身を引ける、器用な方とも言い換えられます。
また、サボると隙間ができるので、新しい分野にも出会いやすくなります。
サボり癖がある自分を肯定するまではいかなくても、否定しないでください。
物事を真正面から受け取らない
HSPこそ、すべての物事を真正面から受け取らないことも大切です。
この世には理不尽なことも多く、すべてを真面目に対応していると疲れます。
落ち込むような出来事こそ、斜めから見ることも大切と言えるかもしれません。
自分に必要のないことは流す、スルー力を養うことも生きやすくなるためのコツと言えます。
サボる理由を振り返る
何故サボりたいと感じたのか、理由を振り返ることも大切です。
自分なりの理由があることでしょう。
「人間関係が辛い」「このまま行っても将来性がない」と考える方もいます。
本音を探るほど「嫌いな人がいる」「プライドが傷つく」と、剥き出しの感情にぶつかることもあるでしょう。
自分自身と向き合うためにサボる理由を知ることが大切です。
自分の気持ちを優先する
HSPこそ自分の気持ちを優先した行動を取ることが大切です。
他者を優先するほど途中で燃え尽きて、サボりたくなることがあります。
自分が満たされていない時は、他人にも優しくすることができません。
自分の気持ちに素直に行動してみると、長い目で見ると、続けるためのエネルギーになることがあります。
自分軸で生きる
サボり癖があるHSPこそ、自分軸で生きることが大切です。
「他者から認められたいから〇〇をしている」「世間体が何よりも大事」という思考では、何か一つ上手くいかないことが起こると、サボりたくもなります。
自分で納得して決めたことこそ、少しの嫌な出来事があっても流せるような、おおらかさを持てることがあります。
目標を見つける
HSPこそ、目標を見つけることも大切です。
なりたい像が明確にあると、予定調和にいかないことも先を見据えて、冷静に対応できる場合があります。
「すごいと思われたい」「誰もが羨む人になりたい」という他人を意識した目標では、燃え尽きやすいです。
また、自分だけの目標はすぐには見つからないかもしれません。
経験を積むために、自分が何かに心を惹かれる好きの気持ちを大切にしていきましょう。
まとめ
自分の気持ちに敏感で、深読みしすぎる傾向があるHSPは、サボり癖が身につくことがあります。
物事と真正面から向き合うと、落ち込むことも多くなるので、時には斜めから見ることも大切と言えるかもしれません。
また、他者の目を気にするより、自分軸で生きるようにしましょう。
今回は、HSPがサボり癖がある場合の理由と対処法についてご紹介いたしました。
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