HSPで旅行するのは好きだけど思い出を振り返った時、疲れている場面が強く印象に残ることはありませんか?
快適に過ごすためには自分のペースを守った上で、旅先を回ることが大切です。
実は計画立てている時が
一番楽しいことも
今回の記事では、HSPが旅行に行くと疲れやすい理由と対処法についてご紹介いたします。
HSPが旅行に行くと疲れやすい理由
まず初めに、HSPが旅行に行くと疲れやすい理由についてご紹介いたします。
シミュレーションが止まらなくなる
HSPは起こってもいないことを考えて、疲弊しやすいです。
旅行に行く時、何かトラブルが起こらないかと考えを巡らせて、出発しないうちから疲れてしまうこともあるでしょう。
場合によっては「道に迷って遭難したらどうしよう」というように最悪の場面になることも想定しておきます。
先の先まで考える
場面ごとに動揺しても冷静でいられるように、あらゆる可能性を頭の中で考えていきます。
慣れない土地に足を運ぶから
住み慣れない、未知の土地に足を運ぶため、HSPは旅行すると疲れやすいことがあります。
国内旅行であっても異国の地に足を踏み入れている感覚を覚えます。
旅行先では、疲れているはずの夜でさえ、中々眠れないという方も多いのではないでしょうか。
HSPは旅行を終えた後、家で十分休んだ時にやっと「旅行が楽しかったな」と思い出を振り返る余裕が出てくることがあります。
同行者に気を遣いやすい
HSPは一緒に旅行する相手に、迷惑をかけてはいないか、必要以上に気を遣ってしまうことがあります。
具合が悪くなるなら予定通りにスケジュールが進まなくなるので申し訳なさを感じることがあるでしょう。
同行者の顔色を伺い過ぎると、旅行することを純粋に楽しめなくなります。
- 相手が楽しんでいるか気になる
- 一緒に旅する相手が自分でよかったのか気になる
- 相手の一挙一動を深読みして疲れる
休みたくても本音が言えない
HSPは他者を優先するあまり、自分の気持ちを押し殺してしまうことがあります。
旅行中、一旦休憩をはさみたくても、同行者が疲れていない場合、じっとそのまま耐えることがあります。
黙っている方が
丸く収まるなら……
旅行から帰ってくる頃には、心身ともに消耗しきっていることもあるでしょう。
もう誰かと旅行に行くのは懲り懲りとまで考えることもあるかもしれません。
HSPにとって本音を言えない相手との旅行は我慢の連続となるのでストレスが溜まりやすいです。
HSPが旅行に行く時の楽しい場面
ここでは、HSPが旅行に行く時の楽しい場面についてご紹介いたします。
午前中
HSPが旅行に行く時の楽しい場面は、午前中です。
エネルギーも満タンであることが多いので活動的に過ごせます。
午後からは「辛い」「疲れた」と感じることも多くなります。
HSPこそ、午前中が一番アクティブに過ごせる瞬間です。
自分の好きな場所に訪れた時
HSPが旅行に行く時の楽しい場面は、前々から行きたかった観光スポットに訪れた時です。
たとえ疲れていても、元気がもらえます。
例として、好きな映画のロケ地、ここでしか手に入らないご当地グッズが売っているなど趣味に関連した場所は心躍ります。
雰囲気が良い場所、景色が最高なところも、HSPにとってお気に入りスポットになるはずでしょう。
HSPこそ、好きなものの前では疲れた気持ちも吹き飛んでしまうので、旅行の後半に行く予定を入れておくのも良いかもしれません。
同行者と意見が合った時
旅行の同行者と意見がピタリと合った瞬間です。
どの観光スポットに行きたいかで意見が合うなら嬉しくなります。
ご当地グルメを食べた時、味の感想が一緒ならテンションも上がります。
HSPこそ、飾らずありのままの自分をさらけ出せることに満足感を感じやすいです。
HSPが旅行に行く時の対処法
ここでは、HSPが旅行に行く時、快適に過ごすための対処法についてご紹介いたします。
複数人の旅行は避ける
大人数での旅行は避けることです。
いろんな人に意識が向きやすく、なんといっても心休まる暇がありません。
同行者の一人が機嫌が悪いと、その場で消えたくなるほど居心地も悪くなります。
振り回されている感覚をダイレクトに味わうこともあるでしょう。
HSPこそ複数人での旅行はなるべく避けるようにしてください。
人によっては
3人以上が大人数に感じることも!
一人旅、または二人旅に限定する
一人旅、もしくは気の合う人と二人で旅行をすることです。
最小限の人数で行動するなら、意識も分散しないので、疲れにくいです。
間違っても嫌い・苦手に感じている人とは旅行にはいかない方が良いでしょう。
ただでさえ疲れやすい旅行こそ、HSPは少人数で行くことを心がけてください。
同行者に自分の気質の悩みについて打ち明けておく
HSPが快適に旅行をしたいなら、同行者に自分の気質の悩みについて、事前に打ち明けておきましょう。
配慮してもらえる期待がありますし、トラブルが起きた時でも言わないよりかは、いくらか気持ち的にも楽になります。
安心感がある!
「人混みは苦手だから人気スポットに行くなら時間をずらしてほしい」など、要望もきちんと伝えることが大切です。
曖昧であるほど、相手には真意が伝わらない可能性があるので注意してください。
悩みを一人で抱えるほどかえって体調を崩しやすくなるので、HSPこそ心配事があるなら同行者には事前に伝えておきましょう。
着慣れた服をコーディネートに取り入れる
旅行に着ていく服は、着慣れたものを選んでください。
全身おろしたての服を着ていくなら、服の素材や着心地に気を取られて観光に集中できない場合があります。
中には「似合っているかな」という考えに、とらわれ過ぎてしまうこともあるでしょう。
HSPこそ、旅行に行くなら一度は着たことがある服でお気に入りのものを選んでみてください。
手元にあると安心するものを持っていく
HSPこそ「これがあると安心できる!」としたアイテムがあるなら、ぜひ旅行に持っていきましょう。
不安になっても心強い味方となってくれます。
人によっては、イヤホン、小説、サプリメント、ゲーム機、お守りなどが挙げられることでしょう。
夜、寝れない方は愛用している枕を持っていくのも良いかもしれません。
旅行の荷物の中に安心するもの忍ばせておくと、未知の場所でも落ち着いていられる場合があります。
行きたいスポットを作る
旅行に行く目的をわかりやすく作る方法です。
惰性で立てた計画なら途中で「家にいればよかった」と後悔することがあります。
HSPこそ、自分が観光したいおすすめスポットをいくつか挙げてみてください。
実際に訪れた人の感想をネットで調べる方法も、選ぶ上で参考になります。
HSPこそ直感でもワクワクするスポットこそ、性に合っていることが多いです。
休憩はこまめに取る
HSPが旅行に行く時は、こまめに休憩を取ることが大切です。
慣れない土地に訪れるなら、少し歩いただけでも疲れてしまいやすいです。
ベンチで休んだり、カフェでお茶をしたりする時間を作りましょう。
少し休むと、また観光地を回ろうとする気力も湧き上がります。
まとめ
HSPが旅行をする時は、疲れることを予想した上で、自分に合った対処法を取ることが大切です。
同行者の目線を意識するより、自分優先の行動を取っていきましょう。
無理をすると旅行することに良いイメージが持てなくなります。
また、旅雑誌などを参考にして、行きたいスポットを見つけるのも一つの方法です。
今回は、HSPが旅行に行くと疲れやすい理由と対処法についてご紹介いたしました。
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