HSPで、声が小さいと人から指摘された経験を持つ方はいるでしょうか。
自分にとってはベストであると思っていても、他者からすると、そうとも限らないことがあります。
今回の記事では、HSPが声が小さい理由と対処法についてご紹介いたします。
HSPが声が小さい理由とは?
まず初めに、HSPが声が小さい理由についてご紹介いたします。
目立ちたくない
HSPが声が小さい理由に、人の気を引き、目立ちたくないからというものがあります。
多くの人の関心を買うと、面倒なことに巻き込まれやすくなります。
声が大きい方ほど、存在を認識されやすいです。
![のどか](https://nodobiyo.com/wp-content/uploads/2020/12/A3CE3548-A782-4DA5-913B-D542E8036793.png)
自然と振り向いてしまうような
力があるよね
HSPでは目立ちたくないあまり、無意識のうちに声のボリュームを抑えてしまう方もいると言えます。
自信がない
HSPが声が小さい理由に、自分に自信が持てないからというものがあります。
不安があるからこそ、自然と声も小さくなると言えるでしょう。
「私・俺が話したところで何にもならない……」と、自己肯定感が低い場合もあります。
和を乱したくない
HSPが声が小さい理由に、場の空気を乱したくないからというものがあります。
控えめな声は、敵意がないことを示しやすいです。
物事のゴタゴタが苦手な、平和主義な方でもあります。
コミュニケーションを取りたくない
HSPが声が小さい理由に、相手とコミュニケーションを取りたくないからというものがあります。
もともと相手に関心がないと、声に弾みもありません。
「早くどこかに行ってくれないかな……」と内心思っていることもあるでしょう。
早く会話を切り上げたいために、声に覇気が感じられないことがあります。
相手に恐怖心がある
HSPが声が小さい理由に、相手に恐怖心があるというものがあります。
怯えているからこそ、控えめな態度を取りやすくなります。
「あ、その……」と話す言葉も、しどろもどろになることがあるでしょう。
誰か助けてというように、周りに対して無意識のうちにSOSを出していることもあります。
HSPで声が小さい場合の対処法
ここでは、HSPで声が小さい場合の対処法についてご紹介いたします。
練習をする
HSPで声が小さいことに悩んでいるなら、練習をする方法があります。
やはり、意識的に人と話す機会を作るのが手っ取り早い方法と言えます。
気心知れた人が相手であると、平常心で話せることでしょう。
場数を踏むと、緊張することが少なくなり、自然と大きな声が出しやすくなります。
なお、練習するという意識を持つと緊張するので、ただ会話する機会を増やすと考えていくのが良いかもしれません。
- 友達と遊ぶ機会を作る
- 親戚の人と会う機会を作る
- ネットを通して少人数の相手に生配信をする
自分の声を録音して聞いてみる
スマホなどを使用して自分の声を録音して聞いてみる方法があります。
あらためて自分の声を聞くことで、客観的な意見が持てます。
自分では「声が小さいとは思わない」と感じている方におすすめです。
「確かに小さい!」と感じるとき、もっと大きな声を出そうという決意が固まります。
人と会話する時に、相手に断って録音する方法も、自然体の自分の声を聞くことができます。
カラオケに行く
カラオケに行く方法は、大きな声を出す良い練習になることがあります。
サビが盛り上がる曲を選ぶと、自然と声にも力が入ります。
防音対策も取られているので、いくら大きな声を出しても怒られません。
カラオケに行く方法はストレス発散にもなるので最近疲れが溜まっている方にもおすすめです。
自信を持つ
何かを成し遂げて自信を持つ方法もあります。
「私・俺なんか……」と思っていると、自然と声もか細くなります。
小さな目標をいくつか達成すると、自己肯定感も高まりやすいです。
「資格を取る」「人に自分から挨拶する」など、何でも構いません。
うつむきがちで過ごすことが多いなら、ぜひ自信を育てるための一歩を踏み出してみましょう。
話の内容を伝えることに意識を注ぐ
声の小ささに気を取られず、話をする目的を明確にする方法があります。
プレッシャーを感じやすい方ほど、話す内容に意識を注いだほうが自然体でいられます。
「ちゃんと声が聞こえているかな」より「相手に自分の気持ちが伝わっているか」に注目していきましょう。
声が小さくても、あなたの言いたいことが相手にしっかり伝わることの方が大事です。
どんなことを相手に伝えたいのか今一度整理してみてください。
相手に興味を持つ
話す相手はどんな人であるか興味を持つ方法があります。
「嫌い」「苦手」と思っていると、早く話を切り上げたいあまり雑な対応を取りやすいです。
無意識のうちに声も小さくなることがあるでしょう。
「明るい人だけど、苦労している部分もあるのかな」「ふと寂しそうな表情をするけど何かあったのかな」と相手に関心を持ってみてください。
もっと知りたいと思うほど、大きな声で話しやすくなります。
まとめ
HSPが声が小さいのは、自信がないなどの理由が関わっていることがあります。
人と話す場数を踏んだり、カラオケに行って思い切り大声を出したりする方法がおすすめです。
また、声の出し方を気にし過ぎると不自然になることがあるので、相手に自分の気持ちは伝わっているかに意識を注ぐことも大切です。
今回は、HSPが声が小さい理由と対処法についてご紹介いたしました。
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