HSPで、隣に人がいる場面が苦手と感じることはありませんか。
目の前のことに集中できず、気持ちが落ち着かないという方もいるかと思います。
今回の記事では、HSPが隣に人がいるのが気になる場面と対処法についてご紹介いたします。
【HSP】隣に人がいるのが気になる場面
まず初めに、HSPが隣に人がいるのが気になる場面についてご紹介いたします。
公共の乗り物
HSPは公共の乗り物に乗るとき、隣に人がいると気になることがあります。
パーソナルスペースが狭い方も多く、終始落ち着かない気持ちになることがあります。
バスで隣に人が座ると身動きできない状況となるので、それが苦手という方もいるでしょう。
公共の乗り物に乗る場合、空いているときしか無理という方もいます。
カフェ
HSPはカフェで隣に人が座ると落ち着かないことがあります。
距離が近いほど緊張感が増し、リラックスできなくなります。
店内は空いているにも関わらず、近くに座るお客さんにイライラすることもあるでしょう。
カフェに入る前までは長居したいと思っても、比較的早くお店を出ることがあります。
教室
HSPは教室で隣に人が座ると集中できないことがあります。
相手との距離が近いほど「こっちを見ているのではないか」と自意識過剰になることがあります。
特に席替えなどで、いつもと座る席が違うときに違和感を覚えやすいです。
人でたくさんの教室も苦手意識を覚えることがあります。
映画館
HSPは映画館で隣に人が座ると気になることがあります。
気が散って映画に集中できなくなることもあります。
「唾を飲む音が聞こえないか」「お腹が鳴らないだろうか」と、小さなことが気になりやすいです。
HSPこそ満席の映画館に息苦しさを覚えることがあります。
隣に人がいるのが気になる場合の対処法
隣に人がいるのが気になる場合、どのような対処法を取れば良いのでしょうか。
以下、ご紹介いたします。
短時間のことと認識する
隣に人がいるのが気になる場合、短時間のことと認識しましょう。
ずっとこの場所にいないといけないと考えるほど圧迫感を覚えやすいです。
時間が来たら、その場を離れることができます。
あっという間のことと考えるほど、気持ちも楽になることがあります。
苦しい気持ちを抱えたときは永遠にも思うことがありますが、できるだけ残り時間を意識してプレッシャーを手放していきましょう。
具合が悪いなら、その場から離れる
具合が悪いときは、無理せずに、その場から離れてください。
我慢しすぎると、本当に具合が悪くなることがあります。
誰もあなたを仮病と思うことはないでしょう。
周りの空気より、あなたの体調を優先してください。
また、いつでもその場を離れられると再認識すると、気が楽になることがあります。
みんな自分にしか関心がないことを知る
HSPこそ、みんな自分にしか関心がないことを知ることが大切です。
隣に人がいると「こっちを見ているのではないか」「変な対応はできない」と、つい自意識過剰になりやすいですが、実は相手も自分のことしか考えていません。
むしろ、あなたにどう思われるか気にしたり、少し先の未来を考えて不安になっていたりします。
人は自分目線で物事を考えていくので、あなたが心配するほど悪い状況にはなっていません。
そう考えると、一人悩む気持ちもスッと軽くなることがあります。
HSPが不安になったときこそ、みんな自分にしか関心がないと視野を広げて考えることが大切です。
何か物を置く
HSPが隣に人がいて気になる場合、相手との間に何か物を置く方法もおすすめです。
物理的に遮るものがあると、心理的にも楽になることがあります。
物の例としては、カバン、筆記用具、コート、ジュースなどが挙げられます。
また、物で相手の顔を見えないようにしても、気持ちが楽になることがあります。
HSPで隣に人がいて、気持ちがいっぱいいっぱいになるときは、ぜひ相手との間に物を置いてみてください。
音を出す
隣に人がいて気になる場合、音を出すと気持ちが楽になることがあります。
シーンとした場面こそ、気まずさからいつも以上に相手に意識が向かうことがあります。
例えば、アウターのチャックを閉める音、椅子に座り直したときの音などを出すことができるでしょう。
そのまま無音に打ちひしがれるより、あなたから音を出して場の主導権を握るようにするのも一つの方法です。
スマホを見る
隣に人がいて気になる場合、スマホを見るようにしてください。
1文字ずつ文章を目で追っていくと、不思議と隣に意識が向かいにくくなります。
また、スマホで見るサイトは、最悪覗かれても良いと感じるものに限定させてください。
HSPが外でスマホを見るときこそ、苦手なSNSも楽しく見られることがあります。
目の前の情報に集中することで、隣に人がいても気にならなくなります。
まとめ
HSPが隣に人がいて気になるのは、パーソナルスペースが狭いことが理由です。
短時間のことと認識した上で、やり過ごしていきましょう。
また、最悪具合が悪くなったら、その場を離れられることを考えると、気持ちも楽になることがあります。
今回は、HSPが隣に人がいるのが気になる場面と対処法についてご紹介いたしました。
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