HSPで、怒られるとずいぶん引きずってしまう方はいませんか?
その場面をふとした瞬間に思い出して、落ち込んだり恥ずかしい気持ちになったりすることもあるかもしれません。
中には「自分って駄目なやつだ……」と、とことん追い詰めて考えてしまう方もいるでしょう。
今回の記事では、HSPが怒られると引きずる理由と対処法についてご紹介いたします。
HSPが怒られると引きずる理由
まず初めに、HSPが怒られると引きずる理由についてご紹介いたします。
衝撃的な出来事だから
HSPが怒られると引きずる理由に、衝撃的な出来事だからというものがあります。
刺激があるので、一週間は思い返すことがあります。
感情が揺さぶられる出来事ほど、やはり人は中々忘れることができません。
場合によっては「何をしても光景が蘇ってくる……」という方もいます。
自尊心が傷つけられたから
HSPが怒られると引きずる理由に、自尊心が傷つけられたからというものがあります。
立ち直れないほどHPを削られると、一生恨みとして残ることがあります。
人によっては「このまま生きてきていいんだろうか」というくらい落ち込むことがあるでしょう。
怒られる中で言われたことが呪いのようなものに感じる方もいます。
みんなの迷惑になっていると思い込んでいるから
HSPが怒られると引きずる理由は、みんなに迷惑をかけていると思い込んでいることが挙げられます。
怒られた内容によっては、自分の存在価値が問われます。
「このまま去った方が良いんじゃないか」とまで考えてしまう方もいるでしょう。
HSPは平和主義で、誰かの迷惑になることが許せない方も多いです。
味方がいないと感じるから
HSPが怒られると引きずる理由は、味方がいないと感じるものがあります。
一人から怒られた場合であっても、みんなの総意見なのではないかと思い込むことがあります。
悪い想像が広がるほど、自分は孤独だと感じることがあるでしょう。
怒られたことをずっと引きずるほど、心細さを感じる悪循環にも陥りやすいです。
HSPが怒られるのを引きずる場合の対処法
ここでは、HSPが怒られるのを引きずる場合の対処法についてご紹介いたします。
失敗はみんなにあることを再認識する
HSPこそ、失敗はみんなにあることと再認識することが大切です。
自分だけがするものと思い込むほど、ネガティブな想像も広がりやすくなります。
むしろ怒ってきた人こそ、失敗しまくりであったという視点を持つのも良いかもしれません。
そう考えると、感情的に怒ってきた人を「理不尽」と捉えることもできます。
HSPこそ一つの視点から物事を見ずに、視野を広く持つようにしてください。
反省点を次に活かす
HSPが怒られるのを引きずってしまう場合、反省点を次に活かすことが大切です。
立ち止まったままだと、強烈な記憶を何度も思い返すことがあります。
次、同じ場面があったらこうしようということを考えられるだけでも、一歩前へ進むことができるでしょう。
自分から動こうとする気持ちがあると、考え方も前向きになります。
別な体験で記憶を上書きする
HSPが怒られるのを引きずってしまう場合、別な体験で記憶を上書きすることです。
落ち込んでいることを忘れてしまうほど非日常体験ができると、過去については、どうでも良いと感じることがあります。
例えば、お気に入りのアーティストのコンサートに行ったり、遊園地に行ったりする方法です。
心躍るような体験であるほど、強烈な記憶も上書きできます。
信頼できる人に相談する
HSPが怒られるのを引きずってしまう場合、信頼できる人に相談する方法があります。
第三者の意見を聞くと、視野も広く持てます。
「それはストレス発散で怒られただけだよ」というような一言を貰うと、場面に対する見方も変わってくるものです。
モヤモヤした気持ちも吐き出せるので、話し終わった後、つきものが取れたようにスッキリすることがあります。
何かに没頭する
HSPが怒られるのを引きずってしまう場合、何かに没頭するのもおすすめです。
趣味に熱中するほど、過去の嫌なことを考える隙を作りません。
また、何かを生み出す趣味であるほど、モヤモヤした気持ちを作品に当てて消化できます。
目の前のことに集中するほど、雑念が消えます。
これをきっかけに、前から始めたかったことに取り掛かるのもおすすめです。
まとめ
HSPが怒られると引きずる理由は、衝撃的な出来事として記憶に残るからです。
むしろ、些細な日常の出来事は忘れてしまいます。
対処法は、失敗はみんなにあることと再認識することです。
また、別な体験で記憶を上書きすると、気持ちも落ち着くことがあります。
何かを生み出す趣味に取り掛かると、モヤモヤした気持ちを作品に当てて消化できます。
今回は、HSPが怒られると引きずる理由と対処法についてご紹介いたしました。
コメント