HSPで他人に期待しすぎる方はいませんか?
誰かを心の支えにしすぎるほど、辛い気持ちになることが多いので注意が必要です。
救われることもあるけど
何でも「しすぎ」には注意
今回の記事では、HSPが期待しすぎる理由と対処法についてご紹介いたします。
HSPが人に期待しすぎる理由
まず初めに、HSPが人に期待しすぎる理由についてご紹介いたします。
尽くしやすいから
HSPは良心的な方も多く、人に尽くしやすいからこそ、逆に相手にも期待しすぎる傾向があります。
何かあった時、自分を救ってもらうための優しさを先に相手に与えていることがあります。
無理して尽くすほど、思ったような反応がないとショックを受けやすいです。
尽くした分だけ、元を取ろうとして期待しすぎる傾向があります。
考えやすいから
HSPは考えやすいあまり、人に期待しすぎることがあります。
深読みする方も多く、さまざまな方向に考えが進むと、思いがけず欲が混じってくることがあります。
「何で、〇〇ちゃん私には優しくしてくれないのかな」「嫌いなのかな」「何かのサインかな」とぐるぐると考えて、結局ネガティブな想像にたどり着くことも多いです。
考えるのに疲れると「自分にとって良いことがないかな」とご褒美につながることを思ってしまいます。
他者に評価を委ねているから
他者に評価を委ねているHSPこそ、人に期待しすぎる傾向があります。
自分が良い気持ちになりたいあまり、無意識のうちに、相手に「こう振る舞ってほしい」という願望を持つことがあります。
自分の幸せを決める上で、まず他人の存在が気になる方は注意が必要です。
期待通りの対応が返ってこないと、自分を傷つけないように、相手を悪く捉えることもあるかもしれません。
HSPが人に期待しすぎる場合の対処法
ここでは、HSPが人に期待しすぎる場合の対処法についてご紹介いたします。
期待している気持ちと向き合う
HSPが人に期待しすぎる場合、まず初めに、その気持ちを認めることが大切です。
自分に限ってそんなこと思っていないと否定するほど、モヤモヤした気持ちを抱えやすいです。
「自分は誰かに対して期待している」気持ちを真正面から認めると落ち着くことがあります。
そこで初めて、次のステージに移れる状況と言えるのかもしれません。
改めて、他者はコントロールできないことを知る
HSPこそ、他者はコントロールできないことを再認識することも大切です。
無意識のうちでも自分の思い通りになると考えると、予想を裏切られる度、イライラしたり落ち込んだりします。
自分を動かせるのは自分だけです。
むしろ、相手は鳥のように急に飛ぶこともあると比喩できるような、予測不可能な出来事も起こせる人です。
他者はコントロールできない存在と認識しておくと、動揺することが減ります。
本当に伝えたいことは、しっかり言葉にする
HSPこそ、本当の気持ちは察してほしいの態度で伝えず、言葉に表すことです。
気持ちの裏の裏までしっかり読んでくれる人は、実は、この世にいないのかもしれません。
言葉にするほど、相手に対して明確に気持ちが伝わりやすいです。
また、それでも誤解を受けることもありますが、何も言わないでいるよりはマシと言えるかもしれません。
すれ違うことが多い時こそ、言葉にして伝えるようにしてください。
自分でできることを増やす
HSPこそ、他者を頼らずに、自分でできることを増やす方法もおすすめです。
誰かにおんぶに抱っこ状態であるほど、期待しすぎることがあります。
小さなことは自分一人でできるようになると、自信もつきます。
何かトラブルが起きた時でも、他人を当てにせず、自分を信じて行動を起こすことができるでしょう。
自分の幸せは自分で決める
HSPこそ、自分軸を持つことが大切です。
幸せについては誰かと比べずに、自分だけの目指す方向を見つけると、心の平穏を保ちやすいです。
誰かに幸せにしてもらおうと考えるほど、期待が裏切られた時、すべての人を嫌いになることがあります。
自分の幸せは自分で決められるようになった時、本当の意味で自由を手にすることができるのかもしれません。
自分も他者に期待させないようにする
HSPこそ、他者に期待させないようにすることも大切です。
無意識のうちに誰かに尽くすほど、期待させる・させられる循環から抜けられなくなります。
HSPこそ他者との距離感を一定に取るほど、長い目で見ると日々平穏に過ごしやすいです。
まとめ
HSPは人に期待しすぎる方もいます。
他者に評価を委ねている方ほど、無意識に期待することがあるので気を付けましょう。
対処法としては、他者はコントロールできない存在であることを知った上で、自分でできることを一つずつ増やしていくことが大切です。
今回は、HSPが期待しすぎる理由と対処法についてご紹介いたしました。
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