言い方がきつい人が苦手なHSPはいませんか?
正論であってもストレートな言い方をされるとびっくりします。
その場では笑って取り繕っても、心では傷ついている方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、HSPが言い方がきつい人が苦手な理由と対処法についてご紹介いたします。
【HSP】言い方がきつい人が苦手な理由
まず初めに、HSPが言い方がきつい人が苦手な理由についてご紹介いたします。
傷つくから
HSPが言い方がきつい人が苦手な理由は、単純に傷つきやすいからです。
ストレートな言葉を真正面から受け止めてしまう傾向があり、繊細なゆえに致命傷を負うことがあります。
「嫌い」「どっか行け」「ウザイ」というような言葉を使われると、思考停止状態に陥る方もいるでしょう。
HSPこそ、思っていることをオブラートに包まない、言い方がきつい人とは相性が合わない傾向があります。
何もできないほど落ち込むから
HSPこそ、きつい言い方をされるとショックを受けて、その後何もできなくなることがあります。
一つの言葉に気を取られて、心ここに在らず状態になることがあります。
一日を振り返ると、きつい言い方をされたことが衝撃的な体験として、一番記憶に残っているという方も多いのではないでしょうか。
何もできないほど落ち込むと、やはり相手に対して苦手意識を持ちます。
泣いてしまうから
HSPは、きつい言い方をされると泣いてしまうことがあります。
繊細なゆえに鋭い言葉に傷つきやすく、感情が乱れたときに涙をこぼしやすいです。
大人が泣くと、周りをシーンとさせる力があります。
そのときの思い出が黒歴史になっていると、やはり相手に対しても苦手意識を持ちます。
言い返せないから
きつい言い方をされたとき、HSPは言い返せないということがあります。
傷ついたまま、何もしないという方も結構多いのではないでしょうか。
怒ることができないと、やはりストレスも溜まりやすいです。
モヤモヤとした気持ちから、相手に対しても苦手意識を持ちやすいです。
人に対して希望を持てないから
HSPは、きつい言い方をする人を通して、人に対して希望が持てなくなることがあります。
他の人も同じことを思っているのではないかと、勝手に予想しては落ち込みます。
特に自己肯定感が低いHSPは注意が必要です。
きつい言い方をする人を含め、誰とも顔を合わせたくないとまで感じることがあります。
HSPが言い方がきつい人が苦手な場合の対処法
ここでは、HSPが言い方がきつい人が苦手な場合の対処法についてご紹介いたします。
苦手であることを認める
1つ目は、きつい言い方をする人が苦手であることを認めることです。
無意識に「人を嫌いになってはいけない」と思っている方こそ、矛盾した感情を抱えると苦しんでしまうことがあります。
良心的な方こそ
そう思うかも
HSPこそ、相手が嫌いという事実を認めて、自分の気持ちと向き合うことが大切です。
わかりやすく落ち込む
2つ目は、きつい言い方をされたときこそ、わかりやすく落ち込むことです。
空気を壊さないようにと、笑ってやり過ごすことはありませんか?
相手から平気と思われるほど、対応もヒートアップすることがあります。
あまり楽しそうに笑わず、落ち込んだり不機嫌になったりしてください。
難しいときは
真顔でもいいかも
相手に罪悪感を持たせることが大切と言えます。
少し反論する癖を身につける
3つ目は、言い方がきつい人に対して、少し反論する癖を身につけることです。
言われっぱなしでは、舐められてしまいます。
「そんなこと言われたら、傷つきます」「オブラートに包んでもらえると助かります」などと、自分の気持ちを伝えるようにしてください。
敬語で返すほど、程よく相手とも距離を置くことができるでしょう。
紙に書いて気持ちを吐き出す
4つ目は、モヤモヤした気持ちは紙に書いて吐き出すことです。
そのまま見ないふりをしても、気持ちが消化することはありません。
きつい言い方をしてくる人に対して感じた気持ちは一言でも良いので紙に書き、表に出すようにしてください。
最初は筆が乗らなくても、段々と勢い付くことに気が付きます。
私も、最初は半信半疑でしたが
書き出したことで気持ちがスッキリした経験があります
また、自分があらためて思っている気持ちを客観視できるメリットもあります。
相手の弱点を見つける
5つ目は、相手の弱点を見つけることです。
敵わない相手と思うほど尻込みますが、弱みがあるとわかると心に余裕を持ち、接することができます。
きつい言い方をする人こそ、同じような言葉を使われたら、タジタジになるということもあるでしょう。
人によっては、家族の話やプライベートの話をされると嫌な顔をする場合があります。
恐ろしいと感じる相手にも必ず弱みはあるので、見つけてしまい、親近感を持つ方法もおすすめと言えます。
相手の人生について意識を向ける
6つ目は、何故きつい言い方しかできないのか、相手の人生に意識を向ける方法です。
いまいまに、始まったことではないかもしれません。
理不尽な扱いを受けて、そのような物言いが身についたということも考えられます。
相手の人生について考えるほど、また違った目線から物事を見ることができます。
HSPが人間関係に悩んだときは、結果ではなく物事の過程を見つめるようにしてください。
HSPも言い方がきついことがある?
HSPは言い方がきつい人が苦手ですが、自分でも知らないうちに相手と同じことを行っている場合もあります。
無意識レベルで影響を受けていると、乱暴な言葉を使いやすいです。
また、ストレスが溜まるほど鬱憤も撒き散らしたくなり、誰かに対して強く当たることがあります。
今一度、自分はそんなことをしていないか、振り返ることも大切です。
まとめ
HSPは、言い方がきつい人が苦手な傾向があります。
人によっては、言われた言葉に一日中悩むということもあるでしょう。
相手が苦手であることを認めた上で、紙にモヤモヤした気持ちを書き出したり、次言われたときは少し反論したりしましょう。
なお、相手の人生に意識を向けると、また違った意見を持てることがあります。
今回は、HSPが言い方がきつい人が苦手な理由と対処法についてご紹介いたしました。
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