HSPで見捨てられ不安がある方はいませんか?
裏切られることに敏感であるほど、誰かと親しくなることに恐怖心を覚えやすいです。
今回の記事では、HSPが見捨てられ不安がある理由と対処法についてご紹介いたします。
HSPが見捨てられ不安がある理由
まず初めに、HSPが見捨てられ不安がある理由についてご紹介いたします。
大切な人との別れを経験した
1つ目は、実際に、大切な人との別れを経験した過去を持つためです。
体調を崩すほど悲しんだとき「もう二度そんな思いはしたくない」と強く感じることがあります。
大切な人に心変わりされたり、すれ違いから疎遠になったりした経験はありませんか?
過去に苦い経験をした方ほど、見捨てられ不安も抱きやすいです。
人を信用できない
2つ目は、人が信用できないことです。
出会い頭から、相手を疑って接することにもなります。
実際に人から裏切られた経験を持つほど、相手の一挙一動を疑いやすくなります。
人とのつながりを描いた物語を、どこか冷めた目で見ることもあるでしょう。
人を信用できないからこそ、誰かといてもいつも緊張しているように、見捨てられ不安も覚えやすいことがあります。
一人になるのが怖い
3つ目は、一人で行動することに苦手意識があるからです。
いつも誰かが側にいないと安心できないタイプと言えます。
一人にされることが最大の罰と捉えていることもあるでしょう。
人望を失うことに恐怖心がある方は、見捨てられ不安も強いです。
HSPが見捨てられ不安がある場合の対処法
ここでは、HSPが見捨てられ不安がある場合の対処法についてご紹介いたします。
他人は自分が思った通りに動いてくれないことを知る
1つ目は、他人を動かすのは不可能に近いことを知る方法です。
一人ひとり意思があるので、自分の思い通りにならないのは自然なことと言えます。
些細なお願いごとも、相手の都合が悪いと断られてしまいます。
機嫌の良さによっても左右されることがあると言えるでしょう。
見捨てられ不安を抱いてしまう方ほど、他人は自分の思い通りに動いてくれないことを再認識することが大切です。
期待しているほど、相手を失う恐怖心も大きいと言えます。
自分も無意識に誰かを見捨てていることを知る
2つ目は、視点を変えてみる方法です。
実は、誰でも日常的に誰かを見捨てていることはよくあります。
例えば、家族からの「〇〇して」という申し出を、忙しいから無理と断るケースなどが挙げられます。
ただ単に物事を拒否しただけですが、人によって「見捨てられた」と感じる出来事です。
見捨てられ不安を抱く方こそ、立場を変えて物事を見るようにしましょう。
「見捨てている」と言い方は悪いですが、日常的に似た行動を無意識に取っていることはあります。
夢中になれるものを増やす
3つ目は、誰かに依存しないように夢中になれるものを増やすことです。
対象をいくつかに分散させておくと、何かあったときでも、心の平穏を保てます。
例えば、映画を観る、カラオケに行く、スポーツ観戦、読書、編み物、ゲーム、旅行、などが挙げられます。
趣味をたくさん持っておくと、特定の誰かに対して心が囚われることも少なくなると言えるでしょう。
一人でいるのが悪いことだと思わない
4つ目は、一人に対するマイナスイメージを払拭させることです。
「一人でいるのは惨め」という価値観が根付いているほど、かえって見捨てられ不安も抱きやすいです。
「一人でも楽しめる人こそ、誰かと一緒にいても満足できる」という考えを持つのも良いでしょう。
一人に対する恐怖心を持たなくなると、人と関わる上でいつも緊張するということがなくなります。
見捨てられた後に新しい出会いがあることを知る
5つ目は、誰かに見捨てられた場合でも、その後新たな出会いがあることを知る方法です。
たとえ一人になったとしても、その隙間を埋めるように、新たな人と出会うためのきっかけが作れます。
もしかしたら、今以上に気の合う相手と知り合うこともあるかもしれません。
人ではなくても、素敵な出来事が待ち構えているかもしれません。
一人の先にある希望を持つことも、見捨てられ不安を脱却するためのポイントとなります。
まとめ
HSPは見捨てられ不安を持つことがあります。
他人は自分の思い通りに動かせないことを知った上で、誰かに依存しないように、複数の趣味などの夢中になれるものを見つけてみてください。
今回は、HSPが見捨てられ不安がある理由と対処法についてご紹介いたしました。
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