HSPで人を嫌いになれない方はいませんか?
苦手な人がいても、結局いい顔をしてやり過ごすことはないでしょうか。
今回の記事では、HSPが人を嫌いになれない理由と対処法についてご紹介します。
HSPが人を嫌いになれない理由
まず初めに、HSPが人を嫌いになれない理由についてご紹介します。
好かれたい気持ちがあるから
HSPが人を嫌いになれない理由は、好かれたい気持ちがあるからです。
相手に良く思われたいと、理不尽なことをされても最後の最後で許してしまいます。
遅刻されたり、嘘をつかれたりしても、結局「仕方ない」と受け止めてしまうことはないでしょうか。
自分を肯定して欲しい方ほど、人を嫌いになれないことがあります。
人は誰しも良い部分があると信じているから
HSPが人を嫌いになれない理由は、人は誰しも良い部分があると信じているからです。
良心的な方ほど、意地悪な人でも何かしら良いところはあると感じます。
人を嫌いになれないのも、希望を持って接しているからと言えるでしょう。
自己肯定感が低いから
HSPが人を嫌いになれない理由は、自己肯定感が低いからです。
自信がないと、自分の判断に確信を持つことができません。
苦手だと感じていた人から、気まぐれに優しくされたら「あ、やっぱり好きかも」と感じるように、ブレブレな評価基準となることがあります。
自己肯定感が低いと、何かを貫き通すことが重荷に感じる場合があります。
報復が怖いから
HSPが人を嫌いになれない理由は、報復が怖いからです。
誰かを一方的に嫌っても、同じ気持ちを返されることがあります。
変に恨みを買うと、不利な立場になりやすいです。
人間関係でのトラブルを避けたい方こそ、あえて人を嫌いにならないことがあります。
HSPが人を嫌いになれない場合の対処法
続いて、HSPが人を嫌いになれない場合の対処法についてご紹介します。
そのままで良い
特に気にしていないときは、そのままで良いと言えます。
無理に誰かを嫌いになる必要はありません。
しかし「人を嫌わないように」と、自分で自分に暗示をかけている方は注意が必要です。
人間関係において我慢しすぎたり、家に帰ってから泣いたりすることがある方は、自分に合った対処法を取りましょう。
本音を探る
人を嫌いなれないHSPこそ、本音を探るようにしましょう。
本質に気がつくことがあります。
良い人でいたいとき、人を嫌いになれない場合があります。
誰かを憎むと、自分の心の汚さに直面しやすいです。
過去を振り返ると、点と点がつながる瞬間を見つけられます。
もしかしたら親から言われた「人を嫌いになってはいけない」などの言葉が影響していることがあります。
人を嫌いになれないHSPこそ、疑問に思ったことがあったときは、自分を知るためのきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
自分に嘘はつかない
人を嫌いなれないHSPこそ、自分に嘘はつかないようにしましょう。
苦手な人がいるのに、好きなふりをしているとモヤモヤした気持ちだけが残り、気分も悪くなります。
何事も心の中で思うだけなら自由です。
嫌いな人がいる事実から目を逸らさずに受け止めていきましょう。
第三者に言わない
嫌いな人がいるとき、第三者には漏らさないようにしてください。
同じコミュニティの人に愚痴などを言うと、すぐに広がることがあります。
「人の口に戸は立てられぬ」ということわざもあるように、バレる可能性が高いです。
人を嫌いになっても、第三者には言わないルールを徹底するほど、人間関係のトラブルも起こらず平和のままでいられます。
最低限の礼儀を持って人と接する
嫌いな人がいるHSPこそ、最低限の礼儀を持って接するようにしましょう。
相手の一部分は嫌いでも、他の面は尊敬できる場合があります。
「嫌い」と認識した時点で、雑な対応を取るのは幼稚とも言えます。
人としてのリスペクトは忘れないようにしましょう。
まとめ
人を嫌いになれないのは、無意識のうちに相手に好かれたいと感じているからかもしれません。
報復が怖い方も、あえて恨みを買う行動は取らないことがあります。
対処法は、自分の気持ちを嘘はつかないことです。
嫌いな人がいても第三者に言わなければ、トラブルも起きません。
相手を嫌いになっても最低限、人としてのリスペクトは忘れないようにしましょう。
今回は、HSPが人を嫌いになれない理由と対処法についてご紹介しました。
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