HSPで、仕事や学校を休みたいけど「ずる休み」ではないかと不安になってしまう方はいませんか?
罪悪感を覚えると、気軽に休むことはできなくなります。
今回の記事では、HSPが休むことに罪悪感を感じる理由と対処法についてご紹介します。
HSPが休むことに罪悪感を感じる理由
まず初めに、HSPが休むことに罪悪感を感じる理由についてもご紹介します。
ずる休みという言葉にネガティブな印象があるから
1つ目は、ずる休みという言葉にネガティブな印象があるからです。
休もうか考えている時、一度は頭に思い浮かぶことがある言葉と言えます。
言葉の引っ掛かりを覚えると、本当の意味でゆっくり休むことはできなくなります。
罪悪感を抱くくらいなら、少し体調が悪くても「我慢して行けば良いや」と感じることもあるでしょう。
良心的なHSPこそ、不誠実なことはできない傾向があります。
他の人は働いている事実に引け目を感じる
2つ目は、自分だけ休むことに対して、あまり良い気はしないためです。
他の人は頑張って働いている事実に、申し訳なさを感じることがあります。
また、一日を通して「今頃みんな何してるのかな」と想像を巡らせる瞬間もあるでしょう。
あの消失感を味わうくらいなら、多少無理してでも行ったほうが良いと感じることがあります。
明日行った時のみんなの反応が怖いから
3つ目は、休んだ次の日、みんなと顔を合わせることに気まずさを感じるからです。
「なんで休んだの?」と直球で言われると、ドキッとします。
ずる休みのつもりはなくても、疑われた目線を向けられただけで、冷や汗をかくこともあるでしょう。
真面目に仕事や学校に行っていると、休むというイレギュラーな行動を取ることに恐怖心を感じることがあります。
HSPこそ、たまには休んだ方が良い理由
ここでは、HSPこそたまには休んだ方が良い理由についてご紹介します。
刺激に敏感だから
HSPこそ、たまには休んだ方が良い理由として、刺激に敏感だからというものがあります。
一日を普通に過ごすだけで、ヘトヘトになることがあります。
なお、一人になれる時間が確保できないと、限界を迎えてしまう方もいるでしょう。
具合が悪い時は無理するよりゆっくり休んだ方が良いと言えます。
無理は禁物
プレッシャーから解放されるから
HSPこそ、たまには休んだ方が良い理由として、日常のプレッシャーから解放されるからです。
「一度でも休んだら駄目だ」という強迫的な感情を持っている場合、自分を追い詰めて、しんどくなることがあります。
いっぱいいっぱいになったところで、プツンと糸が切れることもあるでしょう。
HSPがプレッシャーを感じることで体調が悪くなる場合、たまには休んでも良いと言えます。
HSPが罪悪感を持たずに休む方法
ここでは、HSPが罪悪感を持たずに休む方法についてご紹介します。
自分にとって必要な休みと認識する
1つ目は、必要性がある休みと捉えることです。
不必要と考えるほど、いざ休んでも気持ちが落ち着かないことがあります。
「行きたくない」「辛い」という感情が生まれて、涙が出るほどである場合、休むことも選択肢の一つにあると私は思います。
ここを我慢して行っても、限界を迎えるということも考えられるでしょう。
また、休むと決めた時こそ、自分にとって必要な休みと結論付けるようにしてください。
休みたいと感じるのは、身体が発するSOSサインとも言えます。
実際に休んだ人のエピソードを知る
2つ目は、実際に休んだ人のエピソードを知ることです。
長い人生、さまざまな理由で休んだ経験を持つ方は結構います。
もちろん私もあります
人と関わるのが嫌で休みました
ネットを介しても、さまざまな体験談を目にすることができます。
実際に休んだ人のエピソードを知ると、自分だけではない事実が、気持ちを軽くすることがあるでしょう。
日程を調節した上で休む
3つ目は、計画性を持って休むことです。
他者に迷惑がかからないように事前に調整していると、そこまで罪悪感を持つことがありません。
こっそり計画を立てておくと、ひそやかな楽しみとなることもあります。
なお、頑張る日が連続して続いた時も、休むことにそこまで大きな罪悪感を持つことがなかったりします。
まとめ
HSPは休む場合、ずる休みではないか気にしてしまうことがあります。
中には、必要以上に罪悪感を感じてしまう方もいるでしょう。
そのような時は、実際に休んだ人のエピソードを知ると、自分だけではない事実から気持ちも軽くなることがあります。
なお、体調を整える目的で休む時、正当な理由に当たると言えるでしょう。
それは、風邪や、気持ちが落ち込むというように、身体・心の面どちらとも含まれます。
今回は、HSPが休むことに罪悪感を感じる理由と対処法についてご紹介しました。
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