HSPがルームシェアをしたいと感じた時、ワクワクしますが、心配事も多いはず。
気の合う友人とする場合でも、気をつけることはたくさんあります。
住んでから
仲違いするのは嫌だよね
今回の記事では、HSPとルームシェアの相性、行いたいこと・対処法についてご紹介いたします。
HSPとルームシェアの相性
HSPはどちらかというとルームシェアは向いていないと言えます。
他人の存在が常にあるので、敏感な方は心休まらない傾向があります。
家にいながら緊張する日々が続きやすいです。
HSPがルームシェアをする場合、費用が安い一択で決めるのはちょっと待った方が良いです。
注意点をきちんと押さえておく必要があります。
HSPがルームシェアする上で起こりやすいこと
ここでは、HSPがルームシェアする上で起こりやすいことについてご紹介いたします。
一人の時間が確保できなくて疲れが溜まる
ルームシェアしている相手と毎日顔を合わせる必要があるため、一人の時間が確保しにくく、疲れやすいことです。
常に気を張る必要が出てくるため、ストレスが溜まる可能性があります。
本当に一人になりたい時は、ビジネスホテルで泊まるなどの手段に出る必要があります。
余分なお金がかかる……
一人でいるのが好きな方こそ、気疲れしやすいので注意が必要です。
人間不信に陥ることがある
ルームシェアしている相手の表と裏の顔がわかるため、人間不信に陥る場合があることです。
気心知れた相手でも、数ヶ月経つと警戒心を抱く相手に変わる可能性もあります。
個別に設けた部屋に勝手に入られる場合、動揺することでしょう。
二人で決めたルールも、相手側はちっとも守ってくれないなら信用も無くしやすいです。
一緒に暮らすと、相手の今まで見えなかった部分が目に入りやすくなります。
価値観の違いをすり合わせるのが辛いときがある
他者に合わせるのがストレスに感じやすいことです。
誰かと一緒に暮らす場合、状況に応じて相手の意見も聞き入れなければなりません。
テレビが一つしかなくて見たい番組が割れてしまうとき、どちらかが譲らなくてはなりません。
些細なことでも価値観をすり合わせる必要があります。
最初は良くても、最終的には一人の方が気楽だと感じることがあるでしょう。
騒音が気になる
生活音が気になり、気が休まらないことです。
ドライヤー・掃除機をかける音も予測不可能な時間帯に聞こえてくることがあります。
敏感な方はとてもじゃないけど耐えられないと感じることがあるでしょう。
ルームシェアをするときは、自分以外の人があらゆる生活音を出すというとうことも、あらためて押さえておく必要があります。
HSPがルームシェアをする上で行いたいこと・対処法
ここでは、HSPがルームシェアをする上で行いたいこと・対処法についてご紹介いたします。
生活する上でのルールを設ける
ルームシェアする上で、明確なルールを設けることです。
軽めのノリで同居生活をはじめても、あまり良い結果に繋がることはありません。
「第三者は勝手に家に招かない」「互いの部屋には極力入らない」など、住む上でのルールを決めていきましょう。
決めたことは紙に記載しておくと、言った言わないのトラブルを避けられます。
ここで遠慮しておくと、後に響きますので、自分の嫌だと感じることははっきり伝えるようにしましょう。
家事の当番を決める
ルームシェアする上で、家事の当番を決めておくことです。
ざっくりしたルール決めでは、後々トラブルが起こりやすいです。
掃除、ゴミ出し、買い出し、料理など、どちらが行うか、それとも交代制にするか明確に決めましょう。
気付いた方がやるというルールでは、いつかは破綻しやすいです。
できなかった場合は来週もまとめて行うなど、ペナルティを設けるのがおすすめです。
また、決めたことはいつでも読み返せるように紙に記載してください。
相手にルールを守ってもらうためにも、自分自身も決めたことはきちんとやり通しましょう。
料金の支払いは明確にする
家賃、光熱・水道代、食費など料金の支払いの割合を明確に決めることです。
お金の揉めごとは仲が悪くなるきっかけにつながりやすいので、しっかり行いましょう。
何事も半分にするのではなく、家にいる時間、使用割合をみた上で決める方法もおすすめです。
また、こちらについても決めたことは紙に記載しておきましょう。
もしもお金が払えなかった場合、ルームシェア解消も視野に入れておいた方が良いかもしれません。
自室を確保する
HSPは自分が一人になれる部屋は必ず確保してください。
料金を節約するために、小さい部屋に住んでもストレスが溜まるだけです。
ルームシェア相手と四六時中顔を合わせる生活は身が持ちません。
ルームシェアする目的・期限を提示する
ルームシェアする目的をあらためて振り返る方法です。
何のゴールも持ってないと、共同生活もいい加減なものになりやすいです。
「学校を卒業するまでの2年間」など、目的と期限を決めると意味のあるものになります。
何となく楽しそうだからの理由は、二人の仲が悪くなったとき一緒に住む意味を見出しにくくなるため注意が必要です。
いつでも出ていけるお金を確保する
万が一、ルームシェアを解消することになっても良いように、その後一人で生活できるくらいのお金は貯金しておくことです。
その気になったらいつでもやめられる余裕こそ、ルームシェアが続く秘訣と言えるのかもしれません。
お金がないとルームシェアを解消することもできず、ストレスが溜まります。
何があっても良いという気持ちがあると、同居人に自分の意見もしっかり伝えられます。
まとめ
HSPがルームシェアをする場合、ルールをきちんと守ってくれる相手と行いましょう。
また、自室をきちんと確保することは重要項目です。
貯金があると「いつでもルームシェアがやめられる」という余裕があるので、他人との生活でストレスを感じてもそこまで息苦しさがありません。
今回は、HSPとルームシェアの相性、行いたいこと・対処法についてご紹介いたしました。
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