HSPで、他者に許せない気持ちを抱いてしまうことはありませんか?
過去を振り返ると、激しい感情が湧き上がることもあるでしょう。
また、憎しみの感情が大きくなるほど、自分自身を責めてしまう方も多いと言えます。
他人に対して許せない感情を抱くことは
何もおかしなことではないよ!
今回の記事では、HSPが他人を許せない場合の対処法についてご紹介いたします。
HSPが誰かに対して許せない感情を抱くことはある?
HSPが、他人に対して許せない感情を抱くことはあります。
繊細なゆえに、他人からされた嫌な行動は、ずっと覚えていることも多いです。
トラウマになるレベルだと、相手を許せなくなるのも当然です。
SNSなどで、相手が楽しそうにしている姿を目にするとショックを受けます。
自分は落ち込んでいるのに対して、当の本人は気にする素振りもない状態だと、許せないという感情も大きくなります。
HSPは怒りの感情を持つことに罪悪感を覚えやすい
HSPは、他人に許せない気持ちを抱いても「そんなこと考えたら駄目だ」と、良心で感情を抑え込んでしまうことがあります。
平和主義だからこそ、自分の感じていることを無かったものにしやすいです。
苦手な人と関わる時も、つい愛想良くして嫌われないように気を遣うことも多いと言えます。
誰かに怒りを持つことから、目を逸らし続けると自分を消耗させやすいので注意が必要です。
HSPの許せない相手との付き合い方・対処法
ここでは、HSPの許せない相手との付き合い方・対処法についてご紹介いたします。
怒りの感情を認める
他人に対して感じる、許せない気持ちを認めることです。
こころの葛藤を乗り越えるには、自分のありのままの気持ちを受け入れることが大切です。
良心的なHSPは、なかなか怒りの感情を認めることができません。
人に対しては「友好的にいるべきだ」とした思考を持つことが理由の一つと言えるのかもしれません。
怒りの感情を抱くのは自然なことです。
誰だって嫌なことをされたら悲しいですし、相手に同じ思いをして欲しいとも感じます。
「今、〇〇に対して許せないと思っている」と自分の気持ちを素直に認めると、怒りの感情を手放すための一歩が踏み出せます。
怒りの感情を形にして表す
自分の中にある許せない気持ちを、目に見える形で表すことです。
抑え込んでいた感情が放出するので、気が楽になることがあります。
一番のおすすめは、気持ちを紙に書くことです。
自分が本当に感じていた気持ちを知ることができます。
綺麗な言葉で書こうと考えなくて大丈夫です。
他人には見せられないような言葉でも、思うがままにペンを走らせることが大切です。
何も思いつかない場合「あー」「眠いなー」など、ぼんやりと頭に浮かんだ言葉を、まずは書いてみてください。
段々とリズムがついて、正直な気持ちも書きやすくなります。
このように、とにかく「書く」ことに取り掛かるようにしてみてください。
許せない気持ちを表に出すことで、個人差はありますが、心のモヤモヤを少なくすることができます。
ストレス発散になります
相手の情報を取り入れない
許せない相手からは、なるべく距離を取りましょう。
関わる機会が増えるごとに、ネガティブな方向に気持ちも反応します。
物理的に相手と関わらない場所に身を置くことが大切です。
しかし、SNSなどで、見たくもないのについ検索してしまうという方もいるのではないでしょうか。
自分に危害を加えないか、安心材料を得るために、相手の情報を進んで収集してしまうことがあります。
見ても結局嫌な気持ちになることが多く、メリットはないに等しいので、上手に距離を置く工夫を取りましょう。
紙に「もう二度と関わらない」「SNSで検索しない」と決意表明すると、無意識のうちに相手に近づくことも避けられます。
相手のことが頭に浮かんだら趣味に没頭する
許せない感情が湧き上がったら、趣味に取り掛かる時間を作りましょう。
何もしない時間こそ、いろいろと思考が巡りやすくなります。
マイナスなゾーンに入りそうな時ほど、趣味に没頭しましょう。
今に集中すると怒りの感情も手放しやすい!
最初はうまくいかないこともありますが、1分、2分でも取り掛かることができたら、許せない感情も手放しやすくなります。
また、作る系の趣味であるほど、後に達成感にも満たされやすいです。
「ネガティブなことを考えたら何かをする」という習慣を身につけて、許せない感情に支配されないようにしましょう。
まとめ
HSPが他者に対して許せない感情を抱くことはあります。
また、同時に罪悪感を覚えることがあります。
内に秘めず怒りの感情を認めて、表に出すことが大切です。
何もしない時間こそ、いろいろと思考を巡らせやすいので、趣味に没頭するのがおすすめです。
今回は、HSPが他人を許せない場合の対処法についてご紹介いたしました。
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