HSPでズボラな方はいますか?
几帳面な性格をしている人が多いように見えますが、実際のところどうなのでしょうか。
また、自分にズボラな部分があると「HSPではないのかも……」と気になってしまうこともあるかと思います。
今回の記事では、HSPはズボラなのか、理由や対処法についてご紹介いたします。
HSPでズボラな人はいる?
HSPでズボラな人はいると言えます。
几帳面な性格をしているものの、一部において、ぐうたらになるという方もいます。
頼まれた仕事は完璧にこなしますが、家の掃除は中々できないという方もいることでしょう。
一つのことに一生懸命になりすぎるほど、どこかで反動が出るHSPも多いと言えます。
HSPでズボラな理由とは
まず初めに、HSPでズボラな理由についてご紹介いたします。
外では気を遣うことが多いから
HSPは外では気を遣うことが多く、逆に家ではズボラになるということがあります。
中には、手を抜ける部分を見つけると、とことんものぐさになる方もいるでしょう。
すべてに気を遣うと、疲れ切ってしまうので、ある意味バランスが取れている行動とも言えます。
無駄なやるべきことに取り掛かっている
たくさんのことに取り掛かりすぎると、ペース配分が偏ることから、やはりどこかズボラな部分が出始めます。
例えば、洗濯物を取り込み、きっちり畳むことにまでこだわりを持っている場合は疲れやすいです。
他の人がするべき課題まで協力している場合、ヘトヘトになるのも無理はありません。
辛いと感じる日常のやるべきことは、実はしなくても構わないものも多いと言えます。
完璧主義だから
HSPで完璧主義な方こそ逆にズボラになることがあります。
一見矛盾しているような言葉ですよね。
しかし、完璧主義な方こそ、初めからできないと思い込んだものは取り掛かろうとしないことがあります。
掃除も最後までできるかわからないと、そもそもしないでおくということがあるでしょう。
できなかった事実に直面すると、プライドが傷つくことがあるからです。
完璧にできなくても良いから、試しに取り掛かってみるということが大事なのかもしれません。
HSPでズボラな場合の対処法
ここでは、HSPでズボラな場合の対処法についてご紹介いたします。
ズボラでも良いと考える
1つ目は、生活に大きな支障がない場合、ズボラでも良いと考えることです。
一見、ネガティブな印象がある言葉ですが、自分に必要ないものは手をつけない徹底した性格とも受け取れます。
ズボラでいると、他のことに時間を使えます。
また、HSPこそ、たっぷり休む時間が必要です。
明日を楽しく過ごすために、エネルギーをチャージする時間にあてていくのも良いでしょう。
誰にも迷惑をかけていないときは、ズボラであっても良いと言えます。
悪いイメージを持たない
2つ目は、ズボラに悪いイメージを持たないことです。
できないことがあると自分を責めてしまう負のループに入りやすいです。
ズボラを、おおらか、マイペース、おっとりなど別な言い方に変えていきましょう。
のんびりしている印象を持つようにするのが良いと言えるでしょう。
できることから始める
3つ目は、自分にできることから始めていくことです。
掃除をするときは、完璧にこなすのではなく「今日は床に落ちているゴミを5個拾う」というように、簡単なものから始めてみてください。
これなら達成できそう
一歩踏み出すとやる気が出るので、気づいたら最後までできていたということも多いです。
本当に必要な行動かを考える
4つ目は、手付かずのことこそ本当に自分に必要なことであるか今一度考えてみる方法です。
実は不必要な行動であることも多いです。
皿洗いが面倒である場合、洗い物を減らすためにお惣菜はそのまま容器で食べるという方法もあります。
花の水やりが億劫なら、いっそのこと家に花を置かない生活を送ることも考えられます。
ズボラな方こそ、様子を見ながら思い切っていくつかの行動をやめてみると、気持ちに余裕がある生活を送ることができます。
まとめ
HSPでズボラな方もいます。
また、外で気を遣っている分、家の中ではマイペースになるということがあります。
真面目な方こそ、ズボラである自分を責めやすいです。
しかし、自分にとって必要な行動かを考えるきっかけにしてみると、今後生活を送る上で楽になることがあります。
今回は、HSPはズボラなのか、理由や対処法についてご紹介いたしました。
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