今回の記事では、HSPの強みについてご紹介いたします。
傷つきやすくて疲れる……
動揺することが多いと毎日が辛く感じるよね
HSPの強みになるものをしっかり知ることで、息苦しい世の中を楽に生きやすくなります。
ぜひ、HSPの長所を知りたい方は参考にしてください。
HSPの強みになるものとは
早速、HSPの強みになるものについてご紹介いたします。
相手の気持ちになって考えられる「共感力」
HSPは相手の気持ちを、まるで自分のことのように深く感じる、共感力があると言えます。
友達が泣いたら、感情が伝染したように涙を流す方も見られます。
共感力が高いと「優しい」「思いやりがある」印象を持たれやすいです。
なお、相談役に任されることも多いと言えます。
共感力を必要とする仕事としては、カウンセラー、セラピスト、保育士などが挙げられます。
自分にとって良いものがピンとわかる「直感力」
HSPは、直感力が磨かれている方が多いと言えます。
新たな物事に出会うと、今までの人生の経験を照らし合わせた上で瞬間的に、良いか悪いか判断できます。
その時点で、断定まではできませんが、後から考えてみるとあながち外れていないということも多いです。
何かを選ぶ上でも、根拠はないけど「これ!」とビビッと気持ちが反応することがあるでしょう。
敏感な性質があるからこそ、自分にとって良いものが直感でわかります。
直観力を必要とする仕事としては、デザイナー、商品企画、占い師などが挙げられます。
素の自分が出せる「リアクション力」
HSPは嬉しいことや悲しいことが身に起こると、感じている気持ちが顔や態度に表れやすいと言えます。
嬉しいことがあった時は、ポーカーフェイスを気取っても、ついにやけてしまいます。
また、他者が物陰から急に姿を現すと、すごく驚くことがあるでしょう。
HSPは、素の部分が見えるからこそ「嘘はつかなそう」としたイメージを持たれやすいです。
リアクション力を必要とする仕事としては、動物園や水族館の飼育員、カメラマンなどが挙げられます。
「気付く力」により事前にミスを防げる
HSPは、違和感を見抜く力が長けていことが多いです。
正しくないポイントにモヤモヤした感情が反応します。
そのため、仕事のミスも事前に防ぎやすいです。
時には助言を伝える立場として、ありがたい存在に思われます。
気付く力を必要とする仕事としては、すべての職種が当てはまると言えますね。
物事をあらゆる方面から見る「視野が広い」こと
HSPは、一つの物事もあらゆる角度から視野を広くして見ることが多いです。
みんなが素通りしてしまうような些細な出来事も「なんだか気になる」というよう追求心も持ち合わせています。
コメントを求められたら繊細な意見や、深みがある意見を伝えることがあるでしょう。
視野が広いことを必要とする仕事としては、すべての職種が当てはまると言えますね。
トラブルを回避できる「危険を察知する能力」
HSPは、周りの状況を敏感に察知して危険を察知する能力が長けていると言えます。
苦手な人が側に来た時こそ、危険信号というような、モヤモヤとした気持ちでいっぱいになる方も多いでしょう。
道を歩いている時に、いち早く自転車・自動車の存在に気が付けることもあります。
行動に移すかは二の次として、トラブルに対処するための心構えが素早く取れる方です。
人間関係で活かしやすいスキルとなります。
正しく活かせば、自分にとって苦手な人がわかり、適度な距離を保つことができます。
芸術センスを磨ける「想像力」
HSPは想像することが好きな方も多く、個性的なアイデアを生み出すことがあります。
自分の中では普通と思っていた意見こそ、独自性が感じられることがあります。
HSPはものづくり、創作系の趣味にも夢中になって取り組みやすいです。
想像力を必要とする仕事はデザイナー、クリエイター、芸術家などが挙げられます。
心を揺さぶるストーリーに涙する「感受性の豊かさ」
HSPは、映画や小説などの物語に触れた時、登場人物に感情移入してしまうことがあります。
ストーリーを追うごとに、自分のことのように手に汗握ります。
登場人物の気持ちについても、誰よりも深く考えてしまうのではないでしょうか。
感受性が豊かな部分を活かせる仕事は、アーティスト、クリエイター、芸術家などが挙げられます。
相手に影響を与えられる「境界線の薄さ」
HSPは共感力が高いがゆえに、相手と自分が一体化した感覚を覚える方もいます。
境界線が薄いので影響を受けやすいですが、見方を変えると与える側にもなれる素質があります。
相手と向き合う時間が長いほど、何気ない一言でも良い影響を与えられる場合があるでしょう。
境界線の薄さを活かせる仕事は、人の心や体をケアする職種が挙げられます。
人生に深みを見いだせる「敏感さ」
HSPは敏感な気質に悩む方も少なくありません。
しかし、繊細な性質こそ、HSPの最大限の強みになると言えます。
目に見えるものだけが真実とは限らない世の中で、敏感な性質は物事を見抜くために役立つと言えます。
みんながなんとなく思っていることを言葉にして表すことにも喜びを感じられる方も多いです。
受け取る情報量が多い時は、何らかの形で外に出す機会を多く取ると、心のバランスも保ちやすいです。
繊細さをマイナス面として受け取るのではなく、プラス面として役立てていけた時、HSPにとってのエネルギー源となります。
HSPの強みになるものの見つけ方
中でもHSPは、個人的な強みになるものがわかると自信もつきやすいです。
ここでは、HSPの強みになるものの見つけ方についてご紹介いたします。
子どもの頃の楽しかった思い出を振り返る
1つ目は、子どもの頃の楽しかった思い出を振り返ることです。
幼少期を振り返ると、何をしている時に活き活きとしていたかわかりますが、強みになるものが隠されていることがあります。
人によっては「絵を描いている時が楽しかった」という記憶がピンとくる方もいるでしょう。
上記の場合、芸術的なセンスが強みになる場合があります。
また「妹、弟と一緒にいる時が楽しかった」と感じる場合、さらに物事を掘り下げてみるのがおすすめです。
「勉強を教えた」「遊び相手になった」部分に喜びを感じた場合、人に何かを教えることが自分の強みになる場合があります。
幼少期を振り返ると、強みを知るためのヒントを見つけられることがあります。
褒められた経験を分析する
2つ目は、これまでに褒められた経験を分析することです。
実際に人から言われた言葉に、強みとなるものが隠されていることがあります。
例えば「優しい」「センスがいい」「自分から挨拶できる」「面白い」などのワードが挙げられます。
何かを成し遂げたことから、日常的なものまで、振り返ってみましょう。
他人が関わっているエピソードは客観的な根拠があることから、HSPが強みになるものを探す上で役立ちます。
また「すごい」と褒められ慣れていることは、思い出を振り返る中で、自然すぎて忘れていることも多いです。
丁寧に振り返りすぎても思い出せないことがあります。
その場合は、お風呂時間などボーッとする時が、ひらめくきっかけになることがあります。
焦って考えすぎて、早々に無いと結論付けることのないようにしましょう。
まとめ
HSPは強みとなるものがたくさんあります。
適性がわかると、新たな物事にも一歩踏み出しやすくなります。
今回は、HSPが強みになるものと、見つけ方についてご紹介いたしました。
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