HSPで嫉妬しやすいことに悩んでいる方はいませんか?
相手を羨ましいと思う気持ちが強いと、自分の人生を歩めなくなることもあるので注意が必要です。
なるべく、嫉妬心には
振り回されたくないよね
今回の記事では、HSPが嫉妬しやすい場合の理由と対処法についてご紹介いたします。
HSPが嫉妬しやすい理由
まず初めに、HSPが嫉妬しやすい場合の理由についてご紹介いたします。
察しやすいから
察することに長けているHSPは、その分嫉妬しやすいことがあります。
非HSPがスルーするようなことも、あますことなく受け取りやすいです。
「相手の方が好かれている」「気に入られている」と感じ取ると、気持ちが振り回されてしまうことがあります。
また、察することに長けていても、それが事実であるかどうかは確認できないことも多いです。
そのため、最終的にはもどかしい気持ちを抱えることがあります。
深読みしやすいから
HSPは物事を深読みしやすいゆえに、自分の嫉妬心に振り回されることがあります。
相手に羨ましい感情を抱くと、一日中でもそのことを考えることがあります。
「もっと頑張らないと愛されない」「相手と自分は全然違う……」と、深く悩んでしまうことがあるでしょう。
自分でストップをかけないと、どんどん深みに入りやすいので注意が必要です。
HSPこそ、ああでもないこうでもないと考えて一人疲弊することが多いです。
無意識の期待をしているから
無意識の期待を相手にしているHSPも、嫉妬しやすいことがあります。
予想通りの展開にならなかったときは、人一倍、悔しい気持ちを抱えやすいです。
例えば、好きな人が他の子と仲良くしているとき「私のことは好きじゃないんだ」「思わせぶりな態度をとって……」とがっかりします。
心のどこかで、両思いだと期待しているほど、嫉妬心に振り回されやすいです。
「努力は必ず報われる」「ハッピーエンドしか受け付けない」という方も無意識の期待をしやすく、裏切られたときに、自分の負の感情に振り回されることがあります。
依存しているから
特定の相手に依存しているHSPも、嫉妬しやすいです。
誰かに取られそうな場面では、生きがいがなくなる恐れから、敵意をむき出しにすることはないでしょうか。
自分の力で生きる自信がない方こそ、嫉妬しやすいと言えるのかもしれません。
自分と他者の境界線が薄いから
自分と他者の境界線が薄い方も、嫉妬しやすい場合があります。
周りに激しい感情を持つ人がいたら、良くも悪くも影響を受けやすいです。
繊細なHSPこそ、誰かに影響を受けて、感情がかき乱されることもあると言えます。
HSPが嫉妬しやすい場合の対処法
ここでは、HSPが嫉妬しやすい場合の対処法についてご紹介いたします。
嫉妬している自分を認める
まず初めに、嫉妬している自分を認めることから始めていきましょう。
否定すればするほど、今の状況を切り抜けるのが難しくなります。
「〇〇さんに嫉妬している」という気持ちと向き合うと、逆に冷静になります。
素直に認められない方は、プライドが高いと言えるかもしれません。
嫉妬しやすい自分を変えたい方こそ、素直に気持ちを認めることから始めましょう。
嫉妬を悪いものとして見ない
誰かに嫉妬することを、悪いものとして見ないことも大切です。
無意識のうちに、そう思っていると、罪悪感を抱くことがあります。
確かに嫉妬は、あまり良い言葉としては使われませんが、自分を動かすエネルギーに変えていけます。
悔しい気持ちがあるからこそ、積極的な行動を起こしやすいです。
自分の人生を彩る要素の一つと見ていくことも大切です。
自分と相手は違う人間であることを意識する
嫉妬しやすいHSPこそ、自分と相手は違う人間であることを、あらためて認識することも大切です。
同じ人生を歩めると考えていると、やはり相手が持っているものが羨ましくなります。
誰一人として同じ人生を歩む人はいません。
人間という部分は同じですが、片方は鳥、片方は魚のように、まるっきり違う生き方をすることもあります。
相手の才能に嫉妬している方、自分に無いものを持っている人に羨ましい気持ちを覚える方こそ、できるだけ他人と自分を切り離して考えるようにしましょう。
自分の人生を生きる
嫉妬しやすいHSPこそ、自分の人生を生きることを目標にするのもおすすめです。
自分だけの目指すべき方向性を持つと、外野の存在が気にならなくなります。
他人軸で生きている方は、他人に認められる生き方しかできなくなります。
なるべく他人に期待せず、自分の人生を歩むようにしてください。
他人の存在は、あなたから見ると脇役であると捉えるのが良いかもしれません。
最終的に自分をどうにかできるのは自分だけです。
嫉妬のエネルギーを創作に活かす
嫉妬しやすいHSPは、そのエネルギーを創作に活かす方法もおすすめです。
燃えたぎる気持ちは何かに注ぐと、素晴らしい何かになることがあります。
それは、絵を描くこと、曲を作ること、小説を書くことかもしれません。
負のエネルギーと思えるものこそ、伸び伸びと表現できる創作活動に活かしていきましょう。
また、夢中になって取り組むほど、辛い気持ちも忘れられることがあります。
まとめ
HSPが嫉妬しやすい理由に、察しやすく、無意識の期待をするからというものがあります。
また、自分と他者の境界線が薄い方こそ、気持ちもかき乱されやすい傾向があります。
対処法としては、嫉妬している気持ちを認めた上で、自分と相手は違う人間であることをあらためて認識することです。
また、嫉妬のエネルギーを創作活動に活かすと、素晴らしい作品を仕上げられることがあります。
今回は、HSPが嫉妬しやすい場合の理由と対処法についてご紹介いたしました。
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