重度のHSPには、どのような特徴が見られるのでしょうか。
繊細な気質に振り回されることが多いと、人一倍感受性が豊かなのではないか気になることもあるでしょう。
今回の記事では、重度のHSPに見られる特徴と解決法・対処法についてご紹介いたします。
重度のHSPに見られる特徴とは?
まず初めに、重度のHSPに見られる特徴についてご紹介いたします。
なお、独断と偏見になりますので、参考程度に見ていただけると幸いです。
極力人と関わりたくない
1つ目は、極力人と関わるのを避けて一人でいたいと感じることです。
一日を通して誰とも会いたくないと感じるなら、重度のHSPとした見方ができます。
人と交流することに多大なエネルギーを使う方と言えるでしょう。
日常の刺激に圧倒されやすい方ほど、極力人と関わりたくないと考えることがあります。
生活音に悩まされている
2つ目は、日常の生活音を何かと気にしてしまうことです。
「夜寝る時、エアコンの音が気になる」「冷蔵庫から聞こえてくる音が気になって何も手につかない」など、些細な音にも敏感に反応する方が多いです。
不快な音に囲まれた生活を送っていると、気持ちがかき乱されることもあるでしょう。
音によって日常生活に支障が出ている方は、重度のHSPという見方をすることができます。
土日に買い物できない
3つ目は、土日の人が多い時に買い物ができないことです。
絶対に行かないと心に決めていて、ここ数年それをしっかり守っている方は、重度のHSPであるという見方ができます。
中には、買い物はほとんどネット通販で済ませる方もいるでしょう。
重度のHSPは、人混みを避けることを何よりも優先することがあります。
消えてしまいたくなる
4つ目は、毎日消えたいと感じる瞬間があることです。
他者との違いに傷ついたり、よく生きづらさを感じたりすることがあります。
「こんな辛い思いをするくらいなら、消えた方が楽なのではないか」と突き詰めた考えを持つことがあるでしょう。
辛い思いをした時、乗り越える気力が湧き上がらず、どうしてもネガティブな方向に考えてしまう方は、重度のHSPに当てはまるかもしれません。
重度のHSPの解決法・対処法とは?
ここでは、重度のHSPの解決法・対処法についてご紹介いたします。
自分に合った生活を送る
1つ目は、重度のHSPこそ自分に合った生活を送ることです。
「普通」を意識した生活を送ろうとするほど、息苦しさを感じることがあります。
極力人と関わりたくない時は、できる限り苦手な人と距離を置いたり、ほぼ一人でできる仕事を見つけたりするのがおすすめです。
すぐには難しくても、いろんな生き方があることを知っておくだけで心が救われることがあります。
そのためには、知見を広げられる読書をするのがおすすめと言えます。
本を読んでいる時は嫌なことを考えなくて済むメリットもあります。
一日の中でネガティブな気分になることが多く、ハマっている趣味がない方こそ、読書をはじめてみるのはいかがでしょうか。
一冊読み終わる度に、重度のHSPの気質を活かす良いアイデアが得られることがあります。
中でも「次の時代を先に生きる」は、HSPで将来に不安を感じている方におすすめの本です。
競争から降りて、自分らしく生きるためのヒントを教えてくれます。
私も、ずっと手元に置いておきたい本
他者との間に壁を作る
2つ目は、自分と周りを隔てる壁を作ることです。
重度のHSPほど他者との境界線が薄く、日々生活を送るだけで疲れてしまうことが多いです。
誰かと知り合う機会があってもすぐには仲良くならず、あえて一歩引いた位置にいるのはいかがでしょうか。
良心的な方こそ「みんな仲良く」という価値観に突き動かされた行動を取りやすいです。
動揺しやすい方こそ、人とは適度な距離感を保っていきましょう。
人一倍しっかり休む
3つ目は、休息はしっかり取ることです。
重度のHSPこそ、必要以上に頑張りすぎたり、睡眠時間を削ったりすると、すぐに疲労が溜まることがあります。
人一倍休むことを意識すると、毎日も過ごしやすくなります。
また、疲れを感じた時こそ、体が発するSOSサインであると受け止めることが大切です。
中には、休むことに罪悪感を抱く方もいると言えます。
誰かの具合が悪い時「大丈夫?」「休んだ方が良いよ」と声をかけるHSPこそ、自分にも同じ対応を取ることをおすすめします。
まとめ
刺激に敏感で、生きにくさ感じている方は、重度のHSPかもしれません。
明確な診断方法はありませんが、特徴に当てはまっていると感じる方は、毎日を心地よく過ごすために、人一倍しっかり休むようにしましょう。
また、他者と比較せず、自分に合った生き方を見つけていくことが大切です。
今回の記事では、重度のHSPに見られる特徴と解決法・対処法についてご紹介いたしました。
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