HSPで影響されやすいことに悩んでいる方はいませんか?
自分の価値観をしっかり持っていても、状況に応じて流されてしまうこともあるでしょう。
絶対影響されないと思っていても、あの手この手を使われると
心が揺さぶられることってあるよね
今回の記事では、HSPが影響されやすい場面と対処法についてご紹介いたします。
HSPは影響されやすい?
HSPは影響されやすい方が多いと言えます。
感受性が豊かな方が多く、自分の意思があっても、動揺すると意志が揺らいでしまうことがあります。
特に、体調が万全でないときほど冷静な対応が取れなくなるので注意が必要です。
HSPの特徴を知った上で、自分に合った、人との付き合い方を見つけていきましょう。
HSPが影響されやすい場面
ここでは、HSPが影響されやすい場面についてご紹介いたします。
信頼している人の意見を聞いたとき
HSPが影響されやすい場面は、信頼している人の意見を聞いたときです。
相手に好意があるほど「確かにそうだ」と納得してしまう強い力があります。
ダメ出しを受けた場合「私って本当にダメなやつだ……」と疑うことなく、自分自身を責めてしまいやすいです。
たとえ、相手がストレス発散のために、あなたに言った場合でも……。
HSPは信頼している人の言葉こそすべてが正しいと受け取らず、個人の意見と考えることが大切です。
世間の”普通”に当てられたとき
HSPが影響されやすい場面は、世間の”普通”に当てられたときと言えます。
常識とまかり通っていることを言われると、従うしかないと考えやすいです。
「友達はたくさんいた方が良い」「結婚は必ずしなければならない」と、多数派の意見は、強力なエネルギーがあり無視できるものではありません。
HSPが少数派に当てはまっているときこそ、不安な気持ちから、知らずとして相手の影響を受けやすいと言えます。
不安をあおられたとき
HSPが影響されやすい場面は、不安をあおられたときです。
今のままではいけないことを熱弁されると気迫に負けて「確かにそうかも……」と、思い込んでしまうことがあるでしょう。
「損をする」「このままでは不幸になる」とした不安のあおられ方に弱いです。
また、そのあと「こうした方が良い」とアドバイスをくれる方こそ輝いて見えます。
HSPは素直な気持ちから、悪い人に騙されやすい部分もあるので、人一倍気をつけることが大切です。
HSPが影響を受けないための対処法
ここでは、HSPが影響を受けないための対処法についてご紹介いたします。
気持ちを落ち着かせてからもう一度考える
1つ目は、影響を受けたときほど、冷静になってから物事を考えることです。
動揺すると、正常で物事を考えられなくなります。
すぐに決断するのではなく、問題を一晩寝かせるようにしましょう。
案外一日経つと、考え方もコロコロ変わることがあります。
HSPが影響を受けたときは、そのとき感じた気持ちが絶対と思い込まないようにしましょう。
大きな決断は
冷静になったときに下そう
自分の価値観を振り返る
2つ目は、自分の価値観を振り返ることです。
影響を受けつつあるときは、自分が大切にしているものを確認すると、気持ちが引き止められることがあります。
自分らしく生きると考えている方こそ、他人のアドバイスを鵜呑みにしすぎると、その通りに生きることは難しくなります。
HSPこそ、長い人生を歩む上で、自分だけの価値観を見つけておくことが大切です。
確固とした価値観を持つと、影響を受けそうな場面でも流されにくくなります。
自分にとって
これ!というものがあると
影響されそうな場面でも何度でも戻ってこられる
睡眠をたっぷり取る
3つ目は、睡眠をたっぷり取ることです。
寝不足であるほど不調気味となり、自分と相手の境界線が曖昧になることから、影響も受けやすくなります。
集中力も低下しやすいというデメリットがあります。
HSPこそ自分のためにも、毎日の生活で十分な睡眠を取ることを心がけてください。
一緒にいて不快になる人から距離を置く
4つ目は、一緒にいて不快になる人から距離を置くことです。
四六時中側にいると、どんなに決意が固くても、知らずのうちに相手の影響を受けやすくなります。
なお、一気に離れるより段階を踏んだ方が、トラブルにも巻き込まれにくいです。
HSPこそ「近くにいてモヤモヤする人」とは程よい距離感を保つようにしましょう。
本を読む
5つ目は、視野を広げるために本を読むことです。
さまざまな物語、著者の気持ちに触れると、自分の考えも見つめ直しやすくなります。
物事をいろんな角度から見るための練習にもなるのでおすすめです。
不安をあおられたときでも、動揺しにくく、他人に振り回されることが減ります。
影響を与える立場になる
HSPが影響を受けないためには、あえて影響を与える立場になる方法が挙げられます。
取り組んでいる素敵なことがある場合、ぜひ、周りの人にも伝えていきましょう。
「挨拶は自分からする」「何かしてもらったら笑顔でありがとうと言う」など日常の些細なことでもOK。
影響を与える立場になると、不思議と誰彼構わずに影響を受けることも少なくなります。
まとめ
HSPが影響されやすいのは気質による部分もあると言えます。
動揺したときほど、一晩問題を寝かせて落ち着いて考えることが大切です。
また、睡眠不足のときほど、いつも以上に流されやすい傾向があるので、気をつけましょう。
今回は、HSPが影響されやすい場面と対処法についてご紹介いたしました。
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