HSPで、人と接するとき「雑に扱われている」と感じることはありませんか?
あからさまにテキトーな対応を取られると、モヤモヤした気持ちになります。
今回の記事では、HSPが雑に扱われる理由と対処法についてご紹介いたします。
HSPが雑に扱われる理由
まず初めに、HSPが雑に扱われる理由についてご紹介いたします。
他者に合わせることが多いから
1つ目は、HSPはどちらかというと我を通すより、他者に合わせることが多いからです。
いつでも「私はいいよ」「みんなに合わせる」という姿勢を取ることは、雑に扱われることにつながりやすいです。
「この人なら、思い通りに動かせる」と思われると、下に見られることがあります。
他者に合わせることができるのは優しい人だからとも言えますが、毎回だと人から舐められやすいので気をつけましょう。
無意識のうちに
「何が何でも合わせてくれる人」と認知されやすいよ
はっきり断れない
2つ目は、頼まれたらはっきり断れないからです。
押しに弱い部分があるという方も多いのではないでしょうか。
自分の課題は後回しということもしばしば……。
みんながやりたくないことも「してくれるよね」と押し付けられる場合、雑に扱われていることがあります。
そこで断れるなら良いですが、引き受けてしまうと、次もお願いされるというように負のループに陥りやすいので気をつけていきましょう。
嫌なときでも笑ってやり過ごす
3つ目は、HSPは嫌な気分になったときでも笑ってやり過ごすことが多いからです。
しっかり意思表示をすると雑に扱われにくくなります。
しかし、HSPこそ和を乱さないように、空気を読んだ行動を取るという方も多いのではないでしょうか。
自分の気持ちを押し殺してまで、笑ってやり過ごす必要があるのか考えていきたいところです。
無意識のうちに自分自身を否定することがある
4つ目は、無意識のうちに自分自身を否定しているからです。
まず初めに自分で自分を雑に扱うと、不思議と他者からも軽く見られてしまうことがあります。
「私なんて……」とつい思ってしまうことはありませんか。
自信のなさの表れが、自分自身を否定することにもつながるので気をつけていきましょう。
HSPが雑に扱われる場合の対処法
ここでは、HSPが雑に扱われる場合の対処法についてご紹介いたします。
自分の意見を持つ
1つ目は、HSPこそ自分の意見をしっかり持つことです。
しかし、人生において何事も他者に合わせてきた場合、中々自分で決められないということがあります。
まずは、小さなことでも自分で決める練習をすることが大切です。
小さな決断をすることから
始めていこう
「ご飯は何が食べたい?」と聞かれたときは「なんでも良い」とは言わず「ハンバーグ」と、具体的に食べたいものをしっかり伝えるようにしてください。
自分の意見を言うことができたとき、スッキリとした気分も味わえます。
嫌なときはしっかり意思表示をする
2つ目は、嫌な気持ちになったときこそ、しっかり意思表示をすることです。
笑ってやり過ごすと、相手はあなたが不快になったと思わず、知らず知らずのうちに同じことを繰り返すことがあります。
真剣に「やめてほしい」という気持ちを伝えていきましょう。
その後、気まずい空気が流れるのではないかと心配する方もいますが、別に良いとは思いませんか?
空気を読み過ぎるより、自分の気持ちを大切にするようにしてください。
怒る
3つ目は、HSPこそ気分を害したときは怒ってみることです。
誰にでも優しく振る舞うより、時には感情をぶつける潔さを持つことも大切です。
泣いても良いので、本音を打ち明けていきましょう。
怒った後、罪悪感にさいなまれる方もいますが慣れていない行動を取ったがゆえにそう思うだけということもあります。
深く気にしなくて大丈夫です。
気分を害したときこそ、目に見える形で表すと、雑に扱われることも少なくなります。
自分を好きになる
4つ目は、HSPこそ自分を好きになることです。
ありのままの自分でいて良いと感じることは、幸せになるための第一歩と言えます。
自分自身が嫌いであると、不思議と雑に扱われることも増えます。
周囲も、そんな風に接して良いことを学びやすいです。
今すぐには難しいかもしれませんが、小さなことでもできることを一つずつ増やしていくと、自分を好きになりやすいと言えます。
まとめ
HSPが雑に扱われるときは、自分の意見をしっかり持ち、意思表示をすることが大切です。
また、気分を害したときこそ、怒ってください。
空気を読み過ぎるより、自分の気持ちを大切にするようにしてください。
今回は、HSPが雑に扱われる理由と対処法についてご紹介いたしました。
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