自分はプライドが高いと感じるHSPさんはいませんか?
自尊心が強いと「自分は本当にHSPなのかな」と、悩むこともあるでしょう。
今回の記事では、HSPがプライドが高いと考えられる理由と対処法についてご紹介いたします。
なお、個人差があると言えるので、その点についてもご了承ください。
HSPがプライドが高いと考えられる理由
まず初めに、HSPがプライドが高いと考えられる理由についてご紹介いたします。
傷ついた気持ちに意識が向かいやすいから
HSPがプライドが高いと考えられる理由は、傷ついた気持ちに意識が向かいやすいからです。
繊細な気質を持つゆえに、自分がされて嫌だったことを、いつまでも忘れられず、怒りを持ち続ける場合があります。
傷ついた気持ちに何度も意識が向かうほど、強いこだわりを持つことがあるでしょう。
自分のことばかり考えていると感じたとき、プライドが高いのではないかと気にする場合があります。
反論ができず、心の中で相手に言いたいことを言うから
HSPがプライドが高いと考えられる理由は、誰かと衝突したとき、うまく反論できず、心の中で相手に言いたいことを言う傾向があるからです。
相手を蔑むような言葉を次々と思いついたとき、ふと「自分ってプライド高いかも」と感じることがあるかもしれません。
HSPは言いたいことがあっても、押し黙ってしまう方も多いと言えます。
心の中の言葉と向き合うことが多いHSPこそ、プライドが高いのではないかと気になる場合があります。
自分を守るために意見が譲れないときがあるから
HSPがプライドが高いと考えられる理由は、自分を守るために意見が譲れないときがあるからです。
窮地に追い込まれた場面こそ、相手に物おじせず自分の意見を伝えやすいです。
「どうなっても良い」と感じたとき、HSPはプライドが高いと感じるような、エネルギーの強さを見せることがあります。
自信が持てないから
HSPは自信が持てないゆえに、プライドが高くなることがあります。
弱さを隠すために、必要以上におごりを持ってしまうことがあります。
不満があると「みんな意地悪」「鈍感な人が多くて困る」というように他責思考になる場合があるでしょう。
自分に自信が持てると、プライドが高い発言も抑えることができます。
【HSP】プライドが高い場合の対処法
ここでは、HSPがプライドが高い場合の対処法についてご紹介いたします。
プライドが高い気持ちを認める
HSPでプライドが高い方こそ、その気持ちを否定せず、認めることも大切です。
「自分に限ってそんなことはない」と思うほど、アンバランスな気持ちを抱えます。
頑なに認めることができないのも、プライドが高い証と言えるかもしれません。
なんだかんだ言って一度認めてしまうと、次の段階に進める場合があります。
他人に迷惑をかけていないなら良しとする
HSPでプライドが高い方は、誰かに迷惑をかけていないなら良しと考えるのも一つの方法です。
他人に害を及ぼしていないなら、無理に変わろうとしなくても良いと言えます。
他者に対して、傷つける言葉をよく言う場合、あらためて身の振り方を考えなくてはいけません。
誰かに「プライドが高い」と指摘されたことがある方こそ注意が必要と言えるかもしれません。
完璧主義をやめる
HSPでプライドが高い方は、完璧主義をやめるのも一つの方法です。
何でもソツなくこなそうとするほど、プライドも肥大化することがあります。
人間なのでミスをするのは当たり前です。
自分に対するハードルが高いほど、心が忙しなく、落ち着かない気分になります。
何かをする上で100%を目指すのではなく、60%でも良いという認識を持つようにしてください。
できることを増やしていく
HSPでプライドが高い方は、今の自分にできることを一つずつ増やしていく方法もおすすめです。
自分に自信がないと、失敗を怖がり、何も行動には移せないということがあります。
できることは「洗濯物を畳む」「本を読む」「運動をする」「英単語を10個覚える」など何でも構いません。
簡単な目標を立てて、順番にこなしていくことが大切です。
有言実行で、できることが増えていくと自分に対しても信頼を持てて、プライドが肥大化することも防げます。
弱みを見せた方が愛されることを知る
HSPこそ、弱みを見せた方が愛されることを知っていきましょう。
プライドが高いと他人に隙を見せられず、ヘトヘトに疲れやすいです。
また、完璧主義な方こそ、堅く近寄りがたい印象を感じることがあります。
他人に弱みを見せた方が親しみやすく、自分らしく生きられることを、あらためて振り返っていきましょう。
感情を表に出す
HSPこそ、自分の感情を表に出すことも大切です。
自分の中にしまっておくと、誰にも知られないようにという決意を結ぶことにもつながり、自尊心も肥大化しやすいです。
例えば、料理を食べたとき「美味しい」と言ったり、何か物を貰ったら「ありがとう」とお礼を伝えたりするように、場面ごとに自分の素直な気持ちを言葉に表しましょう。
辛いときは辛いと言って構いません。
誰かと意思疎通ができて、共感しあえたとき、プライドが高い気持ちも静まることがあります。
まとめ
HSPはプライドが高い方もいますが、個人差があります。
また、誰にも迷惑をかけていない場合、無理に直そうとしなくても良いと言えます。
誰かに悪態をつく場合、対処法を考えるようにしてください。
完璧主義をやめて、弱みを見せた方が愛されることを知ると、プライドが肥大化することを防げます。
今回は、HSPがプライドが高いと考えられる理由と対処法についてご紹介いたしました。
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