HSPは幼少期の頃は、どんな風に過ごすことが多いのでしょうか。
刺激に弱く敏感な気質が垣間見えることがあります。
私はとにかく
幼稚園に行きたくなかった……
今回の記事では、HSPの幼少期のエピソードについてご紹介いたします。
独断と偏見ではありますが、ぜひ、参考にしていただけましたら幸いです。
HSPの幼少期!どんなことが起こりやすい?
早速、HSPの幼少期に起こりやすいことについてご紹介いたします。
なお、独断と偏見が混じっているため参考程度に見ていただけると幸いです。
(今回は、HSS型のHSPは当てはまらない場合があります。)
幼稚園・保育園・学校に行きたくない
HSPの幼少期は、毎朝自分が行くべきところに、行きたくないと感じることがあります。
刺激が強いので、できることならずっと家にいたいと感じます。
どうにかして行かない方法はないか考えをめぐらすことも……。
毎朝、平気そうに通園・通学している人を見ては「なんで楽しそうに通えるんだろう」「羨ましい」と尊敬にも値する気持ちを抱くこともあります。
朝はあんなに行きたくなかったのに、午後になる頃には、場の雰囲気に慣れて平気になることもあるでしょう。
とはいえ、明日の朝も変わらずに、行きたくない気持ちが芽生えてしまうことがあります。
収集癖がある
HSPの幼少期は、好きなものはまとめてカバンに入れておきたがることがあります。
心の支えとなるものは、自分の手元に持っておきたいと感じます。
人によってはぬいぐるみ、おもちゃ、ブロック、本、雑誌についていた付録などを集めることがあるでしょう。
どこに行くにもカバンを持ち、中身の重さを確認して、ホッと落ち着きを取り戻すこともあるかもしれません。
とにかく「良いな」と感じたものは、ひとまとめにしておきたくなります。
想像力が豊か
HSPの幼少期の特徴として、想像力が豊かなことがあります。
空想を続けることで突拍子もないアイデアが浮かぶこともあります。
「人間に羽がついていたらどんな生活を送るだろう?」など、不思議な観点を持つこともあるでしょう。
親に自分の考えを言って軽くスルーされると、落ち込んでしまうことがあります。
自分の気分に振り回される
HSPの幼少期は、自分の気持ちの処理の仕方がわからず困ることがあります。
不快な気持ちの時、何でそう思っているのか、まだ客観的に見られる年頃ではないため混乱することがあります。
何となくモヤモヤした気持ちになると、口数が少なくなったり、泣いたりすることもあるでしょう。
拗ねてしまい、親が手をつけられないこともあります。
感情がうまく表現できないと、自分の気持ちに振り回されてしまうことがあります。
服のタグに不快感を覚える
HSPの幼少期は、服を着た時のタグがチクチクして不快感を覚えることがあります。
敏感な性質から、ふとした刺激が気になってしまいます。
「ハサミで切って」と親にお願いすることもあるでしょう。切り残しがあると、さらに不快感は増します。
素材がチクチクとした服を一日通して着る時は痒くて、具合が悪くなることがあります。
自己主張が弱い
HSPの幼少期は、どちらかというと自己主張が弱い傾向があります。
わがままに振る舞い和を乱すくらいなら、自分が我慢した方が良いと考えることがあります。
大勢がいる場でも、何か意見をしたくても黙っていることが多いです。
友達が同じぬいぐるみで遊びたい時も、つい譲ってしまいます。仕方ないとすぐに諦めてしまうことがあるでしょう。
我慢する場面が積もり積もると、限界が来て、気持ちが爆発することもあります。
みんなと違うと落ち着かない
HSPの幼少期は、少数派になると不安を感じることがあります。
仲間外れにされた感覚があり、できるだけそうなることを避けようとします。
持ち物一つでも友達とテイストが違うと不安になりやすく、場合によっては買い直すこともあるでしょう。
できることならいつでも多数派にいて、安心感を覚えたいと感じます。
HSC気質の子といると落ち着く
HSPの幼少期は、敏感・繊細な気質を持った子といると落ち着くことが多いです。
自然体でいられるので、一緒にいて心地よく過ごせます。
まったく性格が違う子といると、振り回されることが多く、疲れやすいです。
HSC気質の子を何となくではありますが見抜くことも得意とします。
アニメ・漫画が好き
HSPの幼少期は、アニメ・漫画などのコンテンツを好きになることがあります。
物語の内容や世界観にどっぷりハマってしまいます。
続きが気になるアニメ・漫画は「この後、どうなるだろう」「ハッピーエンドになるかな」と、日中も頭の中で考えることが多いです。
同じコンテンツを好きな人を見つけると、一瞬で友達になれるほどです。
「そんなの好きなの?」と馬鹿にされると、ガラスのハートも粉々に砕けやすいです。
好きなアニメ・漫画に触れた時は、ワクワクが止まらず見終わったあとも幸せな気分に浸れます。
まとめ
HSPの幼少期は、自分の気持ちに振り回されてしまうことがあります。
また、みんなと違うと落ち着かないことがあります。
何か原因があるわけではなく、気質によるものと言えるでしょう。
生活に支障がないなら良いですが、毎日を過ごすのが辛いと感じるHSCが近くにいるなら、できる範囲で大人がサポート体制を取ることが望ましいです。
今回は、HSPの幼少期のエピソードについてご紹介いたしました。
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