根掘り葉掘り…用事の内容をしつこく聞く人の心理と5つの対処法

人間関係の悩み

「その日はちょっと用事があって……」と軽く伝えたつもりなのに、相手から「え、どんな用事?」「誰と?」「どこで?」と、次々に質問されて困った経験はありませんか?

本当は言いたくないことでも、しつこく聞かれると答えざるを得ないような空気になってしまい、モヤモヤした気持ちを抱く人も多いでしょう。

なぜ人は、相手の用事の内容をしつこく聞きたがるのでしょうか。

そこには単なる好奇心だけでなく、心理的な背景や人間関係の距離感の問題が隠れていることがあります。

この記事では、「用事の内容をしつこく聞く人の心理や特徴」と「そういう人への上手な対処法」についてご紹介します。

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用事の内容をしつこく聞く人の心理や特徴

嘘だと思っているから

相手の「用事」という言葉を、本当ではないのでは?と疑っているケースです。

例えば「誘いを断るための口実では?」と考えたり、「隠し事をされている気がする」と思ったりする人は、用事の中身を明かしてもらうことで安心しようとします。

こういうタイプは、もともと疑い深かったり、不安感が強かったりする性格であることが多いです。

信頼関係がしっかり築けていれば、そこまでしつこく聞いてくることは少なくなります。

気持ちの整理がついていないから

「え、どうして誘いを断るの?」「なぜ私よりも優先することがあるの?」と、気持ちの整理がつかないまま質問を重ねてしまう人もいます。

本当は理由を知りたいというよりも、自分の感情を落ち着けるために、相手に説明を求めているのです。

特に親しい関係であればあるほど、「なんで?」と食い下がりやすい傾向があります。

裏を返せば、それだけあなたに強い関心や期待を寄せているということでもあります。

人との境界線が薄い

「相手のプライベートと自分のプライベートの境界線」があまりないタイプの人は、悪気なく聞きすぎてしまうことがあります。

本人にとっては「ただの会話の流れ」「仲がいいからこそ聞くもの」と思っているだけで、相手に圧を与えている自覚はほとんどありません。

このタイプの人は、家庭環境や職場などで「何でも話すのが当たり前」と育ってきた可能性もあります。

そのため、「言いたくないこともある」という感覚が希薄なのです。

コミュニケーションを取り続けたい

単純に、会話をつなげたいから質問しているだけの場合もあります。

特に話題を広げるのが苦手な人は、相手の発言を拾って質問することで、なんとか会話を続けようとします。

この場合は「用事の内容」に特別な興味があるわけではなく、「会話が途切れるのが嫌」という理由から質問しているだけ。

深い意味はないので、適当にあしらっても問題ないケースが多いです。

用事の内容をしつこく聞く人への対処法

では、そうした人にどう対応すれば良いのでしょうか。

しつこい質問に困ったときの対処法についてご紹介します。

はっきりと断る

「それはちょっと言いたくないな」「プライベートなことだからごめんね」と、はっきり言うのが一番シンプルな方法です。

遠回しにごまかすよりも、毅然と伝えた方が相手もそれ以上踏み込めなくなります。

真顔でいる

冗談っぽく流すと「もっと突っ込んでもいいんだ」と受け取られてしまうことがあります。

そんな時は、真顔で淡々と答える・または答えないことで、相手に「これ以上はやめよう」という空気を伝えるのが効果的です。

「気になるんだ」と一言いう

相手に「なんでそんなに気になるの?」と軽く聞いてみるのも手です。

冗談めかして伝えるだけで、相手は「確かにしつこかったかな」と気づくことがあります。

直接的に指摘するよりも、柔らかい方法で効果が期待できます。

「他の人にも聞いてるの?」と聞く

質問攻めがあまりにも続く場合は、「私だけじゃなくて他の人にも同じように聞いてるの?」と逆に問い返すと良いでしょう。

自覚のないタイプの人は、こう言われて初めて「もしかしてやりすぎてる?」と気づくことがあります。

話題を変える

相手があまりにもしつこい場合は、自然に話題を変えてしまうのも有効です。

「そういえばさ、この前〇〇に行ったんだけど……」と、自分から新しい話を出せば、相手の関心は別の方向へ移りやすくなります。

まとめ

用事の内容をしつこく聞く人には、いくつかの心理パターンがあります。

例えば、嘘を疑って安心したい気持ちがあったり、境界線が薄く悪気なく聞きすぎてしまったりするケースです。

どのケースであっても、自分が不快に感じるなら無理に答える必要はありません。

はっきりと断ったり、真顔で対応したり、軽く問い返してみたり──状況に合わせて工夫することで、余計なストレスを減らすことができます。

「用事は用事、それ以上は言いたくない」と境界線を示すことは、決して悪いことではありません。自分のプライベートを守ることも、大切な人間関係の一部なのです。

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